- ヒトツバエゾスミレ -
私の山行の記録帳では、栃木県西南部、JR両毛線の北側一帯の山々を「安蘇」の山として区分けしています。
その「安蘇」の里山にスミレを見に行きました。
スミレが纏まって咲いている場所が一箇所あるのですが、それ以外は特にスミレが多いという印象はありません。
しかし、見たスミレの種類を数えてみるとちょっと驚きの数字です。
まずは、スミレ以外のものを先に紹介します。
ヤマツツジ
ミツバツツジ
ムラサキケマン
センボンヤリ
イカリソウ
キランソウ
ツクバキンモンソウ
【 ジュウニヒトエ 】
ここからスミレです。
【 タチツボスミレ 】
【 オトメスミレ 】
白花のタチツボスミレですが距は紫色 - 名前は箱根の乙女峠で発見されたことによります。
【 ニオイタチツボスミレ 】
【 マルバタチツボスミレ 】
タチツボスミレとニオイタチツボスミレの交雑種です。
今回のコースにはタチツボスミレとニオイタチツボスミレがたくさん咲き広がっている場所があります。
その中にタチツボスミレとニオイタチツボスミレの中間の色をしたスミレがたくさん見られ、葉も少し丸みを帯びています。
交雑種であるマルバタチツボスミレだと思われます。
そして、タチツボスミレよりも色の薄いスミレも咲いています。
オトメスミレもここに咲いていますので、色の濃い順に並べると ・・・
ニオイタチツボ > マルバタチツボ > タチツボ > (色の薄いタチツボ) > オトメ
と、だいたい五段階位に分けられます。
写真にしてしまうと分かりませんが、これらが同じ場所に咲いていて同時に目にすることができますので、決して錯覚ではありません。
さらに、先にたくさん紹介したジュウニヒトエも全てここに咲いていたものです。
【 フモトスミレ 】
最初の二つは葉に斑があり、フイリフモトスミレです。
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【 ヒナスミレ 】
【 コスミレ 】
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【 シロバナツクシコスミレ 】
白花のコスミレです。
【 ヒトツバエゾスミレ 】
葉が単葉化したエイザンスミレです。
【 シハイスミレ 】
【 マキノスミレ 】
【 オカスミレ 】