goo

琴平丘陵

2007年12月03日 | 山歩 - 秩父



- 琴平丘陵 紅葉 -

12月2日は秩父夜祭の宵宮です。そして、3日が大祭です。混雑する3日は避けて、今年も2日の宵宮に出かけました。

宵宮では屋台が曳き廻されるのは午後からですから、その前に軽く歩くことにしました。琴平丘陵にある「琴平ハイキング・コース」を歩いて秩父の街に下りることにしました。

琴平ハイキング・コースは秩父鉄道の浦山口駅から始まりますが、大淵寺までは平地で、しかも一部自動車道路を歩きますので、一つ手前の影森駅で降りて直接大淵寺に向かいます。



大淵寺。山門の背後の丘の上に小さく護国観音が見えていますが、コースは寺の裏手からこの護国観音に向かって登って行きます。



大淵寺。ここは秩父札所二十七番でもあります。



足下にはかわいらしいお地蔵様を見ながら・・・



そして、頭上には綺麗な紅葉を見ながら・・・登って行きます。



護国観音からは両神山などを望むことができます。

残念にも琴平ハイキング・コースで展望が開けるのはここだけといっていいと思います。しかも、このコースは小さな登り下りが続きますが、顕著な峰は存在しません。ですから、琴平ハイキング・コースはどちらかといえば「面白くない」コースと言っていいと思います。ところが、今回紅葉の時期に初めて歩いたのですが、予想外に紅葉が綺麗で、これはちょっと嬉しい発見でした。



紅葉を見ながら・・・



静かな道を歩いていきます。

しばらく行くと舞台造りの岩井堂が現れます。



岩井堂。ここは秩父札所二十六番圓融寺の観音堂です。



堂の裏の大岩の下には石仏が並んでいます。



この石仏と堂の裏手の間を通って、細い急な岩場の道を登ります。

そして、その先に秩父修験堂があります。



修験堂からの紅葉。

修験堂は大きな岩の上にあり、鉄製の階段でその大岩から下ります。



この辺りから綺麗な紅葉が続くようになりました。



雰囲気ある紅葉の道を進みます。

そして、長者屋敷跡に着きます。



ここには東屋があります。



赤あり・・・



黄あり・・・



橙あり・・・



足下は色とりどりの落葉・・・



見上げれば黄色の笠・・・



・・・と、長者屋敷跡付近はとりわけ紅葉が綺麗でした。



途中にある大山祇神も紅葉が綺麗です。



後半は植林の中の道となり、紅葉の華やかさはなくなります。

そして、最後は羊山公園に到着です。



羊山公園からの武甲山。

そして、羊山公園から秩父の街中に下りていきます。



西武鉄道の線路を眺めながら下って行くと、街中から秩父屋台囃子が聞こえてきました。



まずは秩父札所十二番野坂寺に寄って・・・



次に秩父札所十三番慈眼寺に寄って・・・



そして、秩父札所十五番少林寺に寄ってから、秩父神社に向かいました。



その後は秩父夜祭の宵宮です。
goo | コメント ( 0 )