猿田彦宮

地下鉄の西高蔵駅から神宮公園に行く途中の角に猿田彦宮の看板が立っている。
ところが見渡してもそれらしき神社は見当たらない。
もう少し歩くとあるのかと思っていたが特に探してみる理由もないので気にはなっていたけど探したことはなかった。
今回散歩の気まぐれでこちらのほうに歩いてみようと角を曲がったら、な、なんとすぐのところにありました。
看板のほうが大きいという小さな神社があったのです。もっといわれとかがあって書いてあるかと思ったのですが、そんなものもなし。
狭い階段を上がると１坪ばかりのところに本当に小さな社が一応あるのですが、それだけ。お札とお砂もあるみたいですが、境内も社務所もないので近くの会社に行ってくださいとのこと。
何でこんなに看板が大きいの?
猿田彦といえば神武東征にも出てくる神様。行ったことがないけど伊勢神宮の近くにもあった気がします。いわゆるまつらわぬ神を、こういう風に祀って封じておくのでしょうか。草薙の剣がご神体の熱田神宮に対するある種の重し?それにしては小さい。看板だけ大きい。当然ながら熱田神宮の摂社ではない。よく分りません。
インターネットで調べてみると猿田彦宮は尾張一宮にも立派なものがあるとか。熱田区の猿田彦宮についてはヒットしません。普通神社はこの地に建つ縁起をどこかに掲示しているのですが、お札を貰うと書いてあるのでしょうか。
今のところ謎の神社です。