怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

我が家の鍋は全部入り

2010-01-21 15:36:10 | Weblog
冬の寒い時は鍋ですよね。家族で鍋を囲むと何となくみんなの一体感を感じます。
私の実家では鍋というと昔は昆布を敷いてお湯をはって、カジキマグロの切り出しを大根おろしを入れたポン酢で食べるというものでした。少し贅沢になると牡蠣が入ったのですが、非常にあっさりしたものでした。たまにカジキマグロではなくてかしわというときもありましたが、これもあっさりしています。締めにうどんを入れてという高度な業を使うこともなく、当然雑炊と言うこともしませんでしたが、これがまあ我が家の味でした。
ところでラーメン屋へ行くとトッピングに煮卵とかチャーシューとかメンマとかいろいろ追加できて、贅沢にもそれらの全部のせというところもありますよね。一つづつのせるよりもお値打ちなんですけど、結構な値段で、何処となく品がないというか、何でものせればいいってもんじゃないぞと言いたくなるような。
現在の我が家の鍋は、基本は味のついた出し汁で食べる寄せ鍋なんですが、まあ全部入れるのです。どちらかというと私は海産物がいいので、たらとかアンコウとかの魚にホタテとかえび、贅沢する時は蟹でも入れば、後は豆腐とアゲ、野菜は白菜えのき、まいたけと入れば十分と思っているのですが、子供たちはそれでは満足しません。鶏肉に肉団子にウインナーと兎に角何でも入れてしまいます。さらに豚肉の薄切りも入れて、もうこれを何鍋と表現すればいいのか分らないのですが、冷蔵庫にあるものはみんな入れてしまえという感じの全部入り寄せ鍋です。
海産物と肉と同時に入れるとなんだか汁の味が濁る様な気がして、海産物だけとしたいのですが、それでは許してくれません。先日は折角アンコウを通販で取り寄せたので、豚肉は阻止したのですが、鶏肉と肉団子は阻止できませんでした。蟹を買ってきたときも同様です。上の子は海産物をほとんど食べないので、大人と子供は同じ鍋を囲んでも食べているものは余り重ならないという、奇妙な一家団欒の鍋となります。
それでもスープにはいろいろなだしが溶け込んでいて、締めにラーメンを作るのですが、味塩コショウを少し入れて食べると美味しいのです。さらにスープが残ると翌日雑炊と言う手もあるのですが、ほとんどはラーメンでスープも飲み干してしまいます。スープにはいろいろな油が浮いていて、プリン体は多いしコレステロールも多いような気がしますが、それが美味いんだな~。
ちなみに私が夕飯を外で食べてくる時は、私が辛いキムチが苦手ということもあって普段作らないせいか、鶏肉、豚肉どっさりのキムチ鍋にすることが多いみたいです。
コメント
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