怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

母の介護認定

2019-12-28 08:20:59 | 介護
父の死後、一人暮らしになった母は認知障害がどんどんひどくなってきている。
しかし、本人はディサービス等は聞くだけで拒否。実は昨年認定調査を受けてめでたく要介護1と認定されたのだが、介護サービスを受けることは断固拒否。いくら説得しても聞かないので更新をあきらめた経緯がある。
しかし、私が引退して多少はフォローできるかと思い今年再度の挑戦。いきいき支援センターへ行って相談して、何とかしましょうとなりました。
まずはインフルエンザの予防接種にかこつけて内科を受診して医師の意見書を無事ゲット、続いての認定調査員の調査ですが、これは母が警戒心あらわで、何で来たのかとか何でそんなことを聞くかと険悪な雰囲気に。いろいろなことをできるかと問われると何でもできると自慢気にこたえるのですが、10年前はともかく現在の実態はまるで出来ていない。頭の中では10年前の自分なのです。
調査員とは母を除いて聞き取り調査を受けたのですが、同居していないので問題行動が週1回か月1回かは正直答えられない。何らかの結果を記載しなくてはいけないのは分かるので、そちらがまとめやすいようにお答えしますよと言いたいのですが、そうも言えずに悩みつつむにゃむにゃ答えました。
とにかく認定調査が済み、いきいきの主任さんのアドバイスもあり、今回は何としても介護サービスを受けるべく、まずはお試しでディサービスを受けることに。ディサービスという言葉には拒否感があるので習字の教室と給食会でお試しなので無料ということで、当日に「前から言っていたようにお迎えが来る」と支度させたら、聞いていないと言いながら(実際初めて言ったのですが)割合素直に支度をしてお迎えの車に乗り込んだので一安心。
行けば行ったで、商売をしていた悲しい性で周りには愛想をふるい、それなりに大事にされるので楽しんできたようです。悪い印象なく終わったのでこれは上手くいくかも。
ところが、配食サービスでは最初の連絡が悪かったせいもあって、訳が分からないままに受け取って、容器を返すことが分からず棚にしまい込むので、私が探して連絡をして時間に返す羽目に。もう1回は家の前に出しておけばいいと言うので出しておいたら、自分で勝手にしまい込んでしまうので喧嘩に。
内容も高齢者向けではありますが値段を考えるとイマイチ。これならイオンで弁当を買ってきてもいいかも。母はご飯は炊けるのでおかずだけでいいんですけどね。

どうも配食サービスは母にとって介護サービスの安否確認という意味では全く機能しなかったみたいで断念。
もう一つのディサービスお試しは実家から歩いて5分の所にあるので、新しい給食会の会場が出来たので行くと言って、私が送り迎え。ここも迎えに行っても機嫌よかったのでクリア。
そうこうしているとやっと介護認定の決定通知。要介護1でした。
ということで早速ケアマネさんとの契約。ケアマネさんはいきいきから紹介された元社協の職員で一人開業した方。一人で合名会社を作っている。これってヨイショと同じですね。

こちらのディサービスの希望を伝えて契約書やらを署名するのですが、母の住所名前と私の住所名前を何回書くのか。契約書に重要事項説明書に個人情報の取扱いに介護保険証の預かりと母と私の住所氏名を書くので嫌になります。ケアマネさんも恐縮していましたが、1回書いたら後は氏名だけにしてもらえるとか工夫の余地があるのではと思うのですが、そういう現場の声というのは取り上げられずに厳密性だけが求められています。政策立案者が当事者にならないと改善の余地はないのでしょう。
とにかく1時間あまりお話しして早速担当者会の手配を頼みました。やっと一つステップが前に進みました。
さすがに年内は無理なので年明け早々になると思います。でもどんなにいいケアプランを作っても実際に母が上手く利用してくれるかどうか。
「哲学者は世界をいろいろ考えた。でも問題なのは世界を替えることなのだ。」
まだまだ悩みは尽きないみたいです。
コメント
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