荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

必殺仕置人の巻。

2013年08月22日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを
僕は中三の時から必殺シリーズを観始めました。

初見は【仕事人大集合】。すなわち【必殺仕事人III】の事実上の第一話からであります。

もとより必殺シリーズの存在は知っておりました。

小学生の時、友だちが『おっぱい観ようぜ』と【必殺仕業人】のVTRを観せてくれた事もありました。

昔の必殺シリーズはおっぱいがたくさん出て来たものです。

さて、当時のテレ朝は金曜の本放送以外にも、月曜~金曜の夕方と土曜の昼過ぎからも再放送されていました。

僕は右手にコーラ(だるまボトル)・左手にポテチ(コンソメ味)を用意して毎日毎日観続けたものです。

今、おんなじ事やったらひと月で3kgは太るんでしょうな。

そんな、受験勉強しなきゃなんねぇ時に再放送で観たのが【必殺仕置人】です。

『本放送の【仕事人III】に比べると、えげつねぇなぁ』というのが最初の印象でした。

登場人物も、スタイリッシュな勇次や秀に比べると鉄も錠もキチガイぎりぎり。

主水も【仕事人III】みたいに難しい顔ばかりではなく、へらへら笑いながら的を叩っ斬ります。

仕置人・第一話【いのちを売ってさらし首】の冒頭、百姓の松三が斬首刑にあう際、松三が動かぬ様両脇を固めていたのが、エ○○人のヒトたちだったのも結構なインパクトでした。

後の【必殺仕事人・激突!】なんかで首斬り朝が斬首する時、両脇を固めてたのはフツーのサムライでしたから。

悪人もパなかったです。今井健二の岡っ引きはもの凄ぇ強いし、伊藤雄之助の完全禁治産者の盗賊の親分は当時としてもよく放映に踏み切ったなぁ、と感心する程。


スガカンとか江幡高志なんかはかわいらしさすら感じたなぁ。

だからといって、【仕事人III】がダメだとは思いませんでした。

マイルドな作風は当時ぴったりでしたからねぇ。

当時、金曜日は三田村ナイトでしたよ。

ジプシー&秀ですからね。

それにしても、ジャニタレ必殺とは別の必殺を創造するってぇのは・・・やっぱ無理か・・・。



コーラのだるまボトル。今の若いヒトにはまったく分からんでしょうなぁ。



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