荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

映画の巻、ふたたび。

2015年02月13日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを


50近いオッサンが、毎日毎日昼間っから酒飲んだくれ、昼寝して、【相棒】の再放送を観る…なんて生活はあまりにもヒドい。

それでも一日一食なので夜は食べないし、酒も飲まないから体型は維持出来ています。ジムも行ってるし。

過去の記事。
ジムの巻。
ジムの巻、ふたたび。

167cm・60kg弱、それなりに腹筋も割れてるかなぁ。


50近いオッサンにしては、ですよ。あくまで。

そんな自堕落な生活をここ数年続けて来ましたが、そろそろ建設的な事をせんとなぁ…。

と考えた結果が『なるべく映画を観よう!』です。

厚労省の方から『お前ぇは暇な学生か!?』というツッコミが聴こえて来ます。

Not in Education,Employment or Training!

『僕は高等遊民だぁー!』

さて、最近は視聴した映画を結構レビューしていますが、漏れている作品もありますので、今回はそれらを挙げてみたいと存知ます。


薔薇色のブー子

監督は先日観た【女子ーズ】の福田雄一。主演はHKT48の指原莉乃。

下らない…実に下らないんだけど、声出して笑ったシーンが何度もありました。こりゃ結構好きかも。

なんでも公開2週間で打ち切りになったとか。ネットも評判も散々でしたが、作品を観ていないアンチ指原の意見ばかりなので実を伴っていません。

1970年代のギャグマンガっぽくも感じたし、ビートたけし第一回監督作品である【みんな~やってるか!】っぽくもある。ただし【みんな~】で笑ったトコはありませんでしたが。

ただ、意外に指原の芝居が下手なんです。もっと器用にこなせるかと思ってました。


ひまわり

監督はヴィットリオ・デ・シーカ。主演はソフィア・ローレン。1970年公開のイタリア映画です。

名作の誉れ高い今作ですが、ようやく視聴と相成りました。

う~ん…もちろん良いです。良いんだけど、この作品をやたら神格化するのは【昔は良かった病】ではないか、と。

反戦映画として捉えるには、後年続出する作品にはかなわないと思いますし、主人公ふたりがイチャイチャし過ぎ。

【ニュー・シネマ・パラダイス】もそうですが、音楽に相当救われているトコがありますね。

【京都殺人案内】のテーマ曲って、この曲に似てる気がします。


免許がない!

監督は明石知幸とかいうヒトで森田芳光のお弟子さんみたいですね。主演は舘ひろし。

アクションスターなのに運転免許を持ってない俳優が一念発起、教習所に通い、様々な教官とドタバタを繰り広げつつ、また、大勢の仲間たちの協力を得、免許を獲得する物語。

僕の記憶だと舘ひろしの最初のコメディ作品じゃないかな。

中盤までは面白かったんだけど、後半の仲間のフォローが結構ウザかったです。

ドS教官の墨田ユキがエロくてバカで面白かったなぁ。今、何やってんだろ、このヒト。


ANNIE/アニー

監督はウィル・グラック。主演はジェイミー・フォックスとクワベンジャネ・ウォレス。

こういうのを観ると、ニッポン映画はハリウッド映画には100年経っても、1000年経ってもかなわない、と思ってしまいます。

そもそもニッポン人は映画というモノを理解していない気すらします。

イケメンアイドル俳優とオスカーあたりのアイドル女優の惚れた腫れた、とか、高校生が殺し合う、とか、SEXをヌメ~っとダラダラ描く、とか、そんなのばっか。

喜びや希望をキチンと恥ずかしがらずに描ける米国をホントに羨ましく感じます。

キャメロン・ディアスがグチャグチャなお芝居をするんですが、ニッポンの女優でここまでやれるヤツはいないでしょう。

あと、クワベンジャネ・ウォレスがブサイクで可愛かったな。

過去の記事。
映画の巻。


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