英語と子育て

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グーグル先生に頼ってない?

2020-10-30 | 教育一般
みなさんは一日に何回、Googleなどのサーチエンジンで情報検索していますか?

私が子どもだった頃は当然インターネットはなくて、わからないことは、

 参考書で調べる
 先生とか友達とか親に聞く
 本屋や図書館へ行って調べる

くらいしか術がありませんでした。

だから、とても時間がかかったし、わからないなりに、自分でああだ、こうだ、いやこうかな?と考えたものです。

そしてトライしては、失敗する~その繰り返しでした。

今はそういう時代ではなくなって、ググったりすると、すぐに経験者やその道の方の意見とかアドバイスがでてきて、考える、というより、解決法を「見つける」という時代になったような気がします。

そのせいか、便利だけれど「自分の頭で考える」力が廃れてきたような気もしますし、今、一番の問題になっているのは子どもの「問題解決能力」が育っていないということです

先日、こういうタイトルの本を読みました。



「ネット検索は便利で、早くて、すぐにいろいろ知ることができる。
だから、僕はすぐに手を出さないようにしている。
あまりに便利すぎるから、自分で考えることを忘れてしまいそうになるのだ。」(p.205)

グーグル先生に頼ってばかりだと、自分で考える力が育たない→問題解決能力は育たない、ですよね?

これは危ない、場合によっては命までも危なくなります。

だって、もしですよ、山にハイキングに行って、天候不順になって、遭難しそうになって、どうしたらいいかなんて、インターネットもつながらなかったら、一体どうするんですか??

それに、知識をちょびっと得るくらいにしとかないと、嘘の情報に振り回されるし、人の意見を自分の意見と同化させてしまうから気をつけないと、改めて思いました。

私の場合、データなどのファクトやHow toはグーグル先生に聞くことが多いのですが、どうしたらいいか、は、やっぱり自分の頭を使いますし、直感を研ぎすますようにしています

Wikipediaも以前私の専門分野を調べてて、いやぁーウソでしょ、と思った情報がありますから、基本的にあんまり信用していません 結構疑ってかかっています

だいたい、カウチでぼーっとしてる時とか、散歩してる時とか、湯船に浸かってる時に、私はアイデアがピンと音を立てて出てくるのですが、この本読んで、「妄想」のコツがなんとなくわかりました。

この著者の名前からして笑えます。よかったら読んでみてください

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