子どものころ電車の本を見ると、たいてい京阪5000系の昇降式座席のことが紹介されていました。京阪には年に1回くらいのペースで乗っていますが、5000系はほとんど見たことがなく、今回も京橋から特急に乗ってみましたが5000系とすれ違うことはありませんでした。しかし、201系のときとは違い、中書島の出町柳よりのホームの先端でカメラを構えると、すぐに5000系がやってきました。そして京都市内の叔父の家に向かうべく、出町柳行を待っているとこちらも5000系がやってきました。新塗装化後、初めて5000系の実物を見ましたが、なかなかよく似合っていて内装も洗練された感じがしました。叔父の家では旬の筍をいただきながら、地上時代の三条駅のことなど懐かしい鉄道の話で盛り上がりました。
京阪本線 中書島