日々雑感

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いじめ事件問答

2012年07月22日 | Weblog
いじめ事件問答

1,「教師が警察力を利用すれば激減する」と識者指摘

僕もそう思う。犯罪として警察が本気で取り組めば暴力団対策よりも早く効果はでる。

2, 世間を騒がしている大津のいじめ事件における「警察の動き」を国民はどう見ているだろうか。おそらく、多くが「いい加減にしろ」と思っているに違いない。

今回の警察の措置は法的にも心情的にも許せない。
担当者、責任者、署長の無責任さは指摘するまでも無く、国民に土下座して謝れ。

3,自殺した中学2年生(13)は、殴る蹴るはもちろんのこと、「自殺の練習」をさせられ、死んだハチを食べろと命令され、亡くなる前日にはマンションの自室も荒らされていた。

これがどうして犯罪にならないのか。完全に刑事事件では無いか。
 
4,その父親が息子の死後、暴行の「被害届」を出しに大津署に行ったが、3度も「受理してもらえなかった」というのである。市民の生命と安全を守るべき警察が、死んだ息子の無念を胸に相談にやって来た父親を3度も“門前払い”にしているのである。

市民警察としては無責任きわまりない。国民にむかって雁首そろえて不明を謝罪しろ.給料を返上しろ

5,単に「いじめ」といっても、それは千差万別だ。中学生ともなれば、学校の先生を腕力で凌ぐ生徒などいくらでもいる。また、やくざの息子もいれば、平気で先生を脅すような親も少なくない。

現実はそうである。今は親が簡単に加害生徒をたしなめる時代か。とっくにそん家庭教育は消え失せて、如何にして悪ガキを守るかの抗弁ばかりだ。現場にいないとこういうことが判らない。

6,「いじめをなくす」という非現実的な目標をまず放棄すべきです。

何の力にも成れないくせに、教師という集団は「いじめをなくす」など無責任なことを言う

7,「すべての学校からいじめをなくす」(文科省の目標))のは「日本社会から犯罪をなくす」のと同程度の空疎な理想論であり、実現可能性はゼロでありましょう

当然のことだ。ことを冷静に見ている人ならばそのように判断しているだろう。

8, ある人数の人間集団ができれば一定の割合で反社会的人間、ルールを守らない人間が存在することは避けられません。

人間とはそういう存在である。だからそれ相応の対策を社会体制として根付かせることがひつような

 9,教育現場だけに特別な理想論を唱えても仕方ありません。
 いじめや校内暴力を「なくす」など教師に求めても、そんなことは永遠に不可能であり、ぜいぜい書類上「いじめの発生はゼロ」と上位機関に事なかれ主義的に偽りの報告するという悪習がはびこるだけです。

僕も現職の時に報告書は何時も「いじめの発生はゼロ」そう書きました。実際の事をかくとたくさんの詳細書類を要求され、役人のために報告書を書くなんてナンセンズで何時も同じ形式のいじめ無しを判子で押したように書いていました。
これが現在の学校の実態です。これでいじめがなくなると思いますか。いじめという犯罪を学校の力でなくすなんて、戯言で犯罪は警察の所管事項です。
メインは警察、それを補助するのが学校。これしか在りません。