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非常食(4) 缶詰

2012年04月16日 09時19分10秒 | その他
非常食を備蓄する際には賞味期限の問題があります。賞味期限を過ぎたものを処分するのももったいない
ので、補充しながら食べて行くようにしなければなりません。

賞味期限を過ぎても直ちに食べられなくなるものではありませんが、感覚的には缶詰であれば、缶に記載してある3年よりも長期間持ちそうに思います。

缶詰の利点は、もともと加熱殺菌された食品を封入してある上、容器の缶が金属の機械加工で作られていて、菌の侵入を妨げている点にあります。レトルト食品の場合には、包装材の耐久性は缶に比べはるかに劣りますから、賞味期限を目安に食べるのが安全かと思います。

前にも述べた米国製のフリーズドライの非常食セット(オレゴンフリーズドライ社製)は25年保存可能とされて
います。内容物の水分を極力取り除き、長期保存が可能になったとされています。

期限切れの缶詰で、実際に食べたものをお話ししますと、1995年期限のミートソース、あみの佃煮、こうなごの佃煮、れんこんのきんぴら、ポテトサラダの缶詰を最近開缶して食べました。阪神・淡路大震災の後に購入したので、若干味が落ちているような気がしましたが、元の味を知らないため、味の劣化の程度は分かりません。
あみとこうなごについては味が落ちているような気がしました。全体的には、まあ食べられる範囲と思います。

いずれも開缶前の外観は問題無く、缶内部も前二者は全くきれいな状態であり、ただしポテトサラダの缶の
内部には直径1~2mm程度で3か所ほど腐食による斑点が見られました。マヨネーズの酢が原因のではと
想像しています。

この期限切れの缶詰に関してはあくまで経験談に過ぎず、一般論としておすすめするものではありませんが、賞味期限を過ぎても、非常食としては役に立つものと個人的には思います。

ご参考までに、日本缶詰協会のQ&Aのページにも、「賞味期限の経過後についても開封しなければ5年、
10年、それ以上、中身が腐ることなく長期間保存できます。」と書いてあります。

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コメント
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