A Rider's Viewpoint

とあるライダーのものの見方

サイフをなくす

2006-01-14 23:13:50 | たわごと
 今週。忘れもしない3日前。サイフを紛失してしまった。(泣)
 会社の車を修理に出しに行った水曜日。午後1時から来客の予定があった。遅刻気味にカーディーラーにつき、修理が完了したのが12時20分。まっすぐ帰っても昼食の時間はない。途中でコンビニによって、カップラーメンとおにぎりを買う。このとき千円札を使っていたので、間違いなくこの時点でサイフはあった。レシートによると12時53分。午後1時ちょうどに会社に着く。先方が遅れて到着との連絡があったので、カップラーメンにお湯を注ぎ、あわただしく昼食をとる。食べ終える前に来客が到着。上司同席だったので先に挨拶をお願いし、あわてて机の上を片づけて来客対応。そのまま午後の仕事に突入した。
 紛失に気づいたのが、帰ろうとして荷物を片づけ始めた午後8時。サイフと手帳を入れたポーチの口が開けっぱなしになっていて中にあるべきサイフがない。引き出しの中、引き出しをはずして机の下、机の周り、すべてのポケット、会社の車のドアポケットとシートの下。ゴミ箱の中と、昼食を買ったコンビニの買い物袋の中。引き出しと車の中は、あきらめきれずに3~4回は探したが、それらしきものは落ちてはいない。1時間近く探して断念。次は中身の確認とそれぞれの届け出を開始する。
 なくしたらしいもの。現金、クレジットカード、銀行カード、運転免許証、健康保険証、各店舗のポイントカード、市立図書館の貸し出しカード、JAF会員証、図書券1枚とスーパーのお買い物券1枚、……見落としはあるだろうがこんなところだろうか。
 会社の引き出しに、クレジット会社からの案内封筒があったので、まずクレジットカードの会社に電話をして、使用停止と再発行の手続きをする。次に最寄りの交番に行って遺失物届けを出す。ここで交番の電話を借りて、銀行の連絡先一覧から銀行カードの停止と再発行の手続きをする。銀行カードに関しては、停止届けの際、紛失時間後の引き落としは記録されてなく、ホッと一息をつく。
その後、免許証に関しては地元の警察に、その都道府県警察での再発行手続きを確認するように言われる。(所轄によって再発行に必要な書類・手続きは微妙に異なるようです)
 翌日、会社の健康保険担当に電話をし、保険証滅失届けと再発行申請書類の取り寄せをお願いすることとする。健康保険証と免許証を悪用されてお金を借りられる危険性はあるが、この場合は警察への遺失物届けが証明となるらしい。
 現金とサイフ自体、ポイントカードの割引分、運転免許証に再発行コスト、平日に会社を休んで手続きをする手間。……こんなダメージが一緒になって襲ってきた。(泣)
 幸い、定期券代わりの「SUICA(=JRのカード)」と「パスネット(=地下鉄のカード)」、小銭入れと手帳は被害を免れたのだが、このダメージは大きい。金銭的にも精神的にも。(泣)

 今日、昼寝をしていて夢をみた。今、一番聞きたい言葉……。
 「サイフ、見つかりましたよ。中身も全部無事です」
 なんてストレートな願望だろう。とほほほ。

 つくづく人生ってのは予測がつかない。だから面白いとも、退屈しないともいえる。
 平和なんだけど、何にも起伏のない人生。
 善し悪しの波はあるんだけど、退屈しない人生。
 どちらかを選べといわれたら、ためらわず退屈しない方を選ぶだろうな。僕は。

 こんな負け惜しみを考えながらも、サイフをなくしたダメージを乗り越えようとしているこの頃の僕である。

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