A Rider's Viewpoint

とあるライダーのものの見方

更待月・二十日月

2007-02-07 23:10:05 | つれづれ
 PCを前に机に向かい、「さあ、そろそろ寝ようか」と顔を窓の外に向けると、北東の方向に半月が浮かんでいる。

 弦が上を向いていて一見「上弦の月?」と思ったが、満月を過ぎた今日、上弦の月の訳はない。たぶんこれから弦は垂直に近づき、早朝に沈む頃には下を向く。紛れもない下弦の月だ。

 今日の深夜零時。月齢は二十。更待月(ふけまちづき)と呼ばれる。夜が更ける午後十時頃上がるためこの名が付いたとのことである。

 月を撮影してみようとデジカメを持って窓辺に立ってみたが「夜景モード」で狙う月はシャッターが開いている時間が長く、手ぶれがひどくて使い物にならない。
 どんな手ぶれ補正機能とて1~2秒の長さではとうてい無理だろう。

 またカメラを通して見た月は、肉眼よりもかなり小さく見える。あまり迫力を感じない。やはり月の魅力は肉眼に限るのかもしれない。
 まあいいさ。今日はカーテンを開けて、窓に覗く月を見ながら寝ることにしよう。