中年親父的「奥の細道」

日本大好き!旅行大好き!な中年親父の旅行記。
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秋晴れに流鏑馬見学散歩

2008-10-14 09:04:24 | Weblog
 平成20年10月13日(月) 高田馬場で開催される流鏑馬の見学とその近隣の文学遺跡巡りの散歩に参加した。

 朝9時に東京メトロの西船橋駅に集合。大手町まで出て副都心線に乗り換えて四谷三丁目へ。先ずは東京成女学園高校の正門へ。ここは小泉八雲の旧居跡。正門横にその碑がある。大久保小学校の脇の八雲公園には八雲の碑がある。東新宿駅まで戻ると駅前に島崎藤村の旧居跡。藤村は明治38年から2年間この地に住み、『破壊』を脱稿した。
 途中に七福神などで知られた寺社を巡る。新宿御苑前駅の近くの太宗時は高遠藩主内藤家の菩提寺。新宿山手七福神の布袋尊があり、江戸六地蔵の一つでもある。

 東新宿駅から戸山公園に向けて歩く。途中に箱根山が。ここは尾張藩下屋敷に作られた築山を戦時中に陸軍が山手線随一の高さに積み上げ、箱根山と呼んだとか。戦後は戸山公園に組み入れられた。
 我々の最終目的地はこの先の戸山公園に作られた約200米のダート。ここに作られた3つの60センチ角の的を射手は馬上から次々に射る。
 
 開始まで少し時間が有るためか、3番目の的の正面の場所が空いているので、仲間で最前列を占め、先ほど仕入れた弁当を食べながら待つこととした。1時になりいよいよ儀式開始。隣の穴八幡宮拝殿において御祓いがあり射手が玉串を捧げて拝礼。祭典が終了後、人馬は列を整えて行列。馬場に向かう。
 予定より少し遅れて2時過ぎになり、ようやく流鏑馬が開始される。目の前を馬が駆け抜ける迫力は想像以上で、短いインターバルで矢を番え的を射ていくのは難しい。特に優駿程走るスピードは速く、準備が出来ていないと次の的を射る機会を逸する。最高は2つの的を射た人で、流石に馬のスピードが乗ってきた3つ目の的を射るのは難しいようだ。各競技のあと、使用された的が回収され、成績を確認して各競技者は拍手喝采の中を退場していく。

 高田馬場流鏑馬について
そもそも八代将軍吉宗が享保13年(1728年)世嗣の疱瘡平癒祈願のため流鏑馬を高田馬場で行ったのが将軍家奉納の穴八幡神事流鏑馬の始め。その後明治以後中断するなどの変遷の後、昭和54年からは会場を現在の戸山公園内に移し、古式豊かに開催している。昭和63年には新宿区指定無形民俗文化財に指定されている。見学者は年々増えており、当日も2,800人との発表があった。
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