中年親父的「奥の細道」

日本大好き!旅行大好き!な中年親父の旅行記。
おすすめグルメや温泉スポットを紹介します。今は週末農業で大忙しです。

伊豆の温泉三昧

2008-04-05 20:38:32 | Weblog
 平成20年4月3日(木)-5日(土) 車で少し遠出してゴルフ、翌日1-2泊で温泉巡りをする、そんな仲間がいる。ところがその一人が生憎脚を痛め治療中なのでゴルフできない。そんな時こそ温泉療法という訳で、今回はゴルフ無しで温泉巡りにした。でも湯ざめで風邪を引きたくないので、まだ寒い東北は諦め、春先は伊豆と決めている。
 昨年は韮山でゴルフをしたあと、中伊豆を南下して西伊豆に回り沢田公園露天温泉や河内温泉の金谷旅館の千人風呂などを楽しんだ。どちらもお勧めの温泉だ。

 今年は別ルートという訳で、御殿場ICから箱根に入った。まず宮ノ下で、箱根七湯の一つの底倉温泉の”太閤湯”という外湯に入る。その後、十国峠経由で熱海に下りる。何度も行っている熱海ではあるが、案外知られていないのが”起雲閣”(写真)。ここは大正8年に海運王の内田信也によって別荘として建てられた後、根津嘉一郎に買われた。幾多の変遷のあと旅館として使われ、山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治など幾多の有名な作家等が滞在した。現在は旅館の営業を止めており、熱海市に買われて一般に公開されている。ここは一見の価値がある。

 翌日は熱海から伊豆スカイラインを走り、天城高原IC近くの国民宿舎中伊豆荘(今は閉鎖中、但し温泉だけは営業中)の万天の湯に浸かる。湯船から窓一面に富士山が見えるそうだが、残念ながら晴天ではあったが春霞で全くみえない。
その後、大室山の横を走り伊豆高原駅に向かう。ここの駅前の桜並木は素晴らしい。丁度満開に遭遇。多くの人出、また車も列を成していたが、ゆっくりと桜を鑑賞できた。私見ながら、河津の桜よりもこちらの方が数倍素晴らしい。

 伊東まで戻り、地魚を食べる事にしていたが、駅前の店は駐車スペースが無くて困る。どうしたものかと思案していたら、駅からまっすぐ行った所に順番待ちの列を発見。いちかばちか我々も列に加わる。”五味屋”は地魚の店で、入口にTVで紹介された時の写真やジャイアンツの元選手の写真が飾ってある。少し嫌な気もしたが、結果は正解。2100円のおまかせ丼を食べたが満足。看板メニューは1,050円のさしみ定食。コスト・パフォーマンス的には、これにすべきだった。

 伊東の外湯は午後2時からオープン。少し場所を探すのに苦労したが”鎌田福禄寿の湯”に入った。200円と良心的。透明で優しい湯。客は我々以外全て地元の人。

 翌日は土曜日でもあり、混まないうちに帰ろうということで、韮山に出て、”めおと湯の館”に立ち寄り。透明で優しい湯でよかった。今回の温泉は全般的にアルカリでお肌に優しい、女性が喜びそう。

 その後沼津港まで走り、ここで昼食。ここの魚が美味くて安いのは知っていた。全てが美味しそうに見えて困った。桜海老は今が旬で、今なら冷凍ではなく生けのものが食べられる。3人とも桜海老のかき揚げと、マグロのカマを食べて大満足。アジとエボダイの開きをお土産にまだ混んでいない東名をすいすいと帰宅した。
コメント
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