路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

閉ざされて足音去れり秋の暮

2010年10月26日 | Weblog
 雨が降ったりやんだり。
 バラララと屋根の上で鳥たちがダンスするような音が聞こえ、何事かと思うと不意の驟雨がすぐに去っていく音だったりする。

 さびしい一日。


                          


 ツバメの推薦で、田中彰『小国主義 日本の近代を読みなおす』(岩波新書)を読む。
 米欧回覧実記から植木枝盛、中江兆民、大正デモクラシーを経て日本国憲法まで至る。
 面白い。面白いけど難しい。なんで難しいんだろう。そこがよくわからない。なんか一直線というか、正解はこの通りみたいなところか、こちらの学力が足りないのか。まあ理解力不足でしょうね。まだ何度か「読みなおす」必要あり、というところでしょうか。
 植木枝盛、三浦銕太郎、石橋湛山、この辺がキイですかね。

 ナンカほんとにサムくなってきたな。



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