路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

碩学に名を呼ばれをり春の雪

2016年03月14日 | Weblog

 というわけで、また春が来て~、ということですが、ブログの投稿の仕方がほんとにわからなくなっているのであります。

                  
                  


 久しぶりに自分のブログ読んでみたら、けっこうおもしろい気がするけどなあ。
 まあ、そういうわけだ。
 どういうわけかわからないが。


                  


 というわけで、「放送大学日本史学論叢」第三号がめでたく刊行されたわけであります。
 ともかく3号、見事な出来栄えは創刊時からお一人で編集にあたっているらしいIさんの無私な努力の賜物である。
 論文3篇、史料紹介と書評もついて、在野の志が犇めいているのであります。


                  


 で今回は同時に刊行の『会報』7号。こちらはもう7号、これもIさんの無私の結晶。
 今回は特に、五味先生退職記念号として、会員各位の奮闘の記録満載。
 これを読むと、皆様まことにハイレベルなテーマに長い時間真摯に取り組まれていて、まことにもって頭がさがる。
  
 
                  


 それにしても五味先生。定年というのは残念であるが、その学恩遥かに深い。
 学部生、院生それぞれ指導し、各地(全県に亙る)に出かけて講義講演、さらにはOBの会にも出席されて指導、それぞれがたいがい泊りがけの合宿で夜の飲み会もこまめにお付き合いくださる。それでいて重量級の学術書を毎年複数冊出される。それ以外にも公職多く、はたから見ても多忙多事であろうに学生や会員の拙い論文にもすべて目を通してびっしり朱を入れて返送してくださる。ともかくその知的活力には驚嘆のほかない。


                   


 ということで、ワシもあたら人生を浪費していてはいけないと思うのであります。思うのではありますが・・・。
 先生と話をすると、本当に仰ぎ見る、という感じになるなあ。忸怩たる、というのはこういう時である。


                   


 ということで、次回はまた一年後か。
 括目して、と言いたいところではあるが・・・。
 それでは。





 

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