医療裁判傍聴記

傍聴した観想など

麻薬成分が含まれる液体所持か 病院長の女を逮捕

2023-03-23 20:51:57 | 医療界
麻薬成分が入った液体を業務目的以外で所持したとして、川崎市内のクリニックで院長を務める医師の女(51)が逮捕されました。

麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、川崎市中原区にある「武蔵小杉平沼クリニック」の院長で医師の平沼菜穂子容疑者(51)です。

神奈川県警などによりますと平沼容疑者は去年12月、クリニックが入るマンションで、麻薬である「ペチジン」を含む液体およそ6.6ミリリットルを、業務以外の目的で所持した疑いが持たれています。

「ペチジン」は、内視鏡手術などの際に鎮静剤として麻酔の補助などに使用されるもので、情報提供を受けた県警が家宅捜索した際、平沼容疑者の私物のバッグの中から液体が発見されたということです。

県警は、平沼容疑者の認否などを明らかにしていませんが、麻薬であるペチジンを所持した疑いでの検挙は、県内で初だということです。

2023年3月23日 テレビ神奈川

「サンダルにスマホを挟み、スカートの中に…」東大大学院修了の順天堂大元講師(45)が“教え子盗撮”で逮捕されていた

2023-03-23 20:41:53 | 医療界
 順天堂大学大学院医学研究科で講師を務めていた45歳の男が“教え子”の大学院生らを盗撮したとして、3月13日に警視庁に逮捕されていたことが「 週刊文春 」の取材で分かった。

 逮捕されたのは新田和広容疑者(45)。同大大学院医学研究科の『難病の診断と治療研究センター』の元講師である。

「昨年3月下旬、大学院生のスカートの中をスマホで盗撮した疑いがある。押収した盗撮画像は数百枚で多くが動画をキャプチャしたと思われる。新田は『個人的な趣味だった』と供述。余罪もあるとみられます」(捜査関係者)

盗撮に気づいた被害女性らが証拠となる“犯行写真”を…
 新田は東大大学院を修了後、2015年から理化学研究所に勤務。2019年4月に順天堂大学に着任した“医学エリート”だ。主にミトコンドリアの研究をしていた。「妻と子供がいる。学生の面倒見がよく、評判は悪くなかった」(大学関係者)という。

 そんな新田の“異変”に周囲が気が付き始めたのは2021年6月頃。

「ジャケットの胸ポケットにスマホを入れて至近距離に来たり、気づいたらスマホが太ももに当たるほどの距離にあったり、明らかに女性を盗撮していたのです」(同前)

 被害を自覚していたのは、女子大学院生や女性職員ら少なくとも4名。新田の盗撮を大学に告発するため、彼女たちは証拠を集めることに。そして、盗撮の決定的瞬間を捉えた“犯行写真”を確保したという。

 小誌はその写真を入手。カメラが起動した状態のスマホをサンダルに挟み、足ごと被害者のスカートの中に差し入れて動画を撮影している新田の姿などが写し出されている。

 他にも証拠を確保した被害者たちは2022年4月に大学に告発。その直後に新田は「一身上の都合」で大学を退職したが、同年秋に被害者たちは自らの判断で警察に相談。今回の逮捕につながった。

「新田はもちろんだが、大学側も許せない」
 3月20日に小誌が順天堂大に事件に関する質問状を送ったところ、直後に大学ホームページに以下の文章がアップされた。

〈令和5年3月13日、本学元職員が逮捕されました。現在、捜査中の段階であり、今後、当局の捜査に全面的に協力してまいります〉

 その後、メールでこう回答が寄せられた。

「捜査中のため、回答は控えさせて頂きます」

 順天堂大を巡っては、医学部入試における“女性差別”が認定され、昨年、東京地裁が元受験生13人に慰謝料を支払うよう判決を下している。今回、またしても「女性」が被害者となった事件が起きてしまった。

 だが、前出の大学関係者は「新田はもちろんだが、大学側も許せない」と憤る。なぜか。

「大学が事件を有耶無耶にしたのです」(同前)

 現在配信中の「 週刊文春 電子版 」では、小誌が入手した新田の盗撮“犯行写真”を公開している。合わせて、“医学エリート”新田の経歴、悪質な盗撮の手口、被害者が警察に相談するのを止めようとした大学側の対応、「事件を有耶無耶にした」事務方トップの細谷芳三総務局長が被害者にかけた驚きの言葉、細谷総務局長との一問一答などを詳しく報じている。

週刊文春 2023年3月30日号

弁護士の被告が出廷せず 判決延期の異例の事態に 持続化給付金詐欺事件 広島地裁

2023-03-23 20:33:34 | 法曹界
国の新型コロナ対策の持続化給付金などを不正に受給した罪に問われている2人の裁判で、22日に判決が言い渡される予定でしたが、被告となっている弁護士が出廷せず、延期となる異例の事態となりました。

弁護士の加島康介被告(48)と、会社役員の熊本俊二被告(57)は、2020年、加島被告がホテル経営をするために設立した会社の名義で、「新型コロナの影響で収入が減少した」と虚偽の内容の申請を行い、持続化給付金など1100万円以上をだまし取った罪に問われています。

22日の裁判で2人に対し、判決が言い渡される予定でしたが、加島被告が裁判所に出廷しませんでした。
これにより、判決の言い渡しは延期となり、今後の日程についても未定で、広島地裁は「法廷でのやりとり以上のことは答えられない」としていて、今後も正当な理由なく裁判を欠席すれば、加島被告の保釈が取り消される可能性もあります。
一方、加島被告の弁護士は取材に応じておらず欠席理由を明らかにしていません。

2023年3月22日 テレビ新広島