医療裁判傍聴記

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弁護士の被告が出廷せず 判決延期の異例の事態に 持続化給付金詐欺事件 広島地裁

2023-03-23 20:33:34 | 法曹界
国の新型コロナ対策の持続化給付金などを不正に受給した罪に問われている2人の裁判で、22日に判決が言い渡される予定でしたが、被告となっている弁護士が出廷せず、延期となる異例の事態となりました。

弁護士の加島康介被告(48)と、会社役員の熊本俊二被告(57)は、2020年、加島被告がホテル経営をするために設立した会社の名義で、「新型コロナの影響で収入が減少した」と虚偽の内容の申請を行い、持続化給付金など1100万円以上をだまし取った罪に問われています。

22日の裁判で2人に対し、判決が言い渡される予定でしたが、加島被告が裁判所に出廷しませんでした。
これにより、判決の言い渡しは延期となり、今後の日程についても未定で、広島地裁は「法廷でのやりとり以上のことは答えられない」としていて、今後も正当な理由なく裁判を欠席すれば、加島被告の保釈が取り消される可能性もあります。
一方、加島被告の弁護士は取材に応じておらず欠席理由を明らかにしていません。

2023年3月22日 テレビ新広島
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