モノ・語り

現代のクラフトの作り手と作品を主役とするライフストーリーを綴ります。

「かたちの会」の現在と今後

2013年10月05日 | 「かたちの会」関連
先月から笹山の個人名でツイッターを、「かたちの会」名義でフェイスブックを始めています。
ツイッターは話題を工芸・アート関係に絞って、私の身辺で起こっているリアルタイムな出来事や、「かたちの会」からのお知らせなどを発信しています。
文章を書くためにちょっと気分を改めるということもなく、短文をメモ的に書きとめるやり方は気が楽で、思ったことがわりとすんなりと書けていけるところが利点と言えるでしょうか。

他方フェイスブックは、そのシステムからして個人の自由を無意識的なレベルで拘束するような空気を感じて、個人として使うことにはいささか抵抗を感じてきましたが、
「かたちの会」に関連した諸活動の発信の場としては、メリットも多そうなので、思い切って始めてみることにしたのです。
(アカウントがなくても閲覧はできますが、アカウント登録をしていただくとコメントや「いいね!」に参加ができます。)

率直に言って「工芸」に関する情報は、マスコミやインターネット上でもほとんどないと感じています(一見あるように見えますが、ほとんどが営利に絡んだ情報であり、また「工芸」の客観的な実情を知らせるものではありません)。
「かたちの会」も、現状は会員が全国で100人ほどの会なのでそれなりの偏向は免れないところもありますが、
今後は、工芸批評を前面に打ち出した展覧会、実践知塾を企画し、フェイスブックおよび会誌『かたち』の記事作りをしていきたく思っています。

前回の記事で紹介した拙文『アート鑑賞力の低下と「鑑賞塾」の開講』に書きましたことは、アート批評力の低下ということをも含意しています。
工芸文化や日本文化の蘇生のためには、批評力のレベルアップということが欠かせません。
批評力のレベルアップということを軸に置きながら、「かたちの会」の今後の活動を展開していきたいと考えています。

これを機に、一人でも多く会の活動にご参加いただきますことを願っています。
その具体的な仕方として、展覧会や実践知塾などに参加していただくこと、また会員として登録していただければ、年間4回の会誌をお届けします。
(サポート会員の方には、展示会や実践知塾での割引システムもあります。)

「かたちの会」への登録および会誌バックナンバーは、「かたちの会」ホームページにアクセスして、各々「入会案内」、「会誌BN]をクリックしてください。

是非なんらかの形でご協力いただけますことをお願いいたします。



 

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