たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

良質のシチュエーションコメディでした

2007年07月19日 10時36分09秒 | 観る
先週末のレイトショー報告です。

『キサラギ』(7/14 劇場にて)
制作国:日本(2007年)
監督:佐藤祐市
原作/脚本:古沢良太
出演:小栗旬、ユースケ・サンタマリア、
   小出恵介、塚地武雅、香川照之 他


ファンサイトを通じ、グラビアアイドル 如月ミキの一周忌追悼集会に集まった5人の男。


...アイドルオタクの話...?と思うと 退いちゃうかも知れませんが、この可笑しさは 観なきゃ分かりません。私の目には、ただの二枚目にしか見えていなかった小栗旬も、一気に好感度アップです。小栗旬演じる‘家元’のみ成らず、‘安男’‘スネーク’‘オダ・ユージ’‘いちご娘’...それぞれのキャラクターが立っています。‘家元’登場のシーン以外は、一室の中ので物語は展開していきます。密室状態での会話劇で どう間を持たせるのだろう...。そんな‘ハテナ?’をよそに 話は どんどん面白可笑しくなって行きます。なかなか良くできています。本(脚本)が いいんですね。

如何せん、スケール感のある話ではないので 劇場でなくても充分おたのしみいただける...ナ...と。
ま、スケールと中身の良さなんてのは、なかなか両立するモンじゃないか。お客さん、損は させませんぜ。

キサラギバナー


ほとんど手を入れることなく このままの脚本で舞台劇としても成立しそうです。是非、同じキャストで観てみたいものです。
コメント (10)
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