8月6日の夜に












     62回目を迎えた原爆の日。
     「落下傘を見た少女たちの眼は焼かれ・・・辛うじて生き永らえた人々も、死者を
     羨むほどの地獄であった・・あの運命の夏・・」に始まる秋葉広島市長の平和宣言
     は、世界中の市民の声と活動が国際政治を動かそうとしていることを訴え、
     「世界に誇るべき平和憲法をあるがままに遵守し、米国の時代遅れで誤った政策
     にははっきりノーというべきです・・」と結ばれ、平和祈念式に世界中から集まった
     人々の心を動かした。
     その夜、原爆ドームとその前の、多くの人の命を呑んだ怨みの川では、灯篭が
     飾られ、流された。慰霊とそして平和を祈念する人々の願いである。

     (何十年かぶりに、8月6日の平和祈念式の会場に立ち、さまざまなイベントを見て
      歩きました。会場の熱気に圧倒されました。若い外国人の男女がとても多い、さま
      ざまな考えの人もいるでしょう。でも、平和に向う心の動きを期待しないわけには
      いかない、・・と思わされました。)
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