(株)カプロラクタム-blog

果たしてココは何処なのだろうか・・・
否!ココは(株)カプロラクタム代表取締役兼社員αのweblogである!

楽天携帯参入

2017年12月16日 | 時事
「第4」目指す楽天 利用者「期待」、業界は懐疑的 曲折や混乱必至
格安スマホの料金帯で出してくれるのは非常にありがたいですね。

今回の参入は、他の格安スマホ業者のように既にある基地局を使わせてもらうタイプではなく、新たに日本全国に基地局を作る大規模なもののようです。携帯業界は統廃合が進んで現在はドコモ・KDDI・ソフトバンクの三つ巴となっていますが、完全に料金プランもほぼ横並びの寡占状態となっています。第4の企業が名乗りを挙げるとすれば、少なくとも料金プランの見直しも進むことになるでしょうから、消費者的にはさらに安くなる可能性に希望が広がるニュースです。

しかし、ドコモですら携帯黎明期は山間部などではほとんどつながらず、順番にエリアを拡大してきた歴史がありますが、楽天がこれから参入するとして1から基地局を立てていくのは並大抵の努力では難しいでしょう。いかに安くともつながらないのでは敬遠されてしまいますし、現在の格安スマホを使っていた方が良いことになってしまいます。技術的に達成できるのかは元より、投資金額も3社に比べて4分の1くらいのようで、本当に実現可能なのか疑わしい話ですね。そろそろ自分のガラケーも電池の消耗が激しく、通話もたまに音声が途切れるような状態なのでスマホに変えてしまおうか考えている所ですが、まだココは検討に値するまではいかない様子ですな。

また機種代0円にならないかな・・・

美濃加茂市長有罪

2017年12月15日 | 時事
週明けにも異議申し立て 前美濃加茂市長、最高裁決定に
まあ高裁で有罪になると中々最高裁では覆りませんからね・・・

あれが丁度一年前のことでしたが、それから市民に信を問うと言うことで出直し市長選をして、圧倒的票差で再選を果たしていました。美濃加茂市的にはそれほど問題として捉えていない感が見られますね。しかしそうは言ってもやはり罪は罪ですから、上告棄却で有罪が決定した以上、失職になる前に自ら辞職はやむをえない所です。執行猶予期間は選挙に立候補できないので、少なくとも次期市長には別の人を選ぶ必要が出てきますね。ますます出直し市長選の意義が問われそうですな。

ただ逆に考えると、たった3年経てばまた普通に立候補できるということなのか・・・一審で無罪が出たのは2015年3月のことですが、もしココで有罪が出てすぐ辞職していたら、そろそろ謹慎明けの出直し選挙準備に入っていたことになるのでしょうか?収賄で逮捕されたのは2014年6月のことですし、裁判費用だってこの3年半で罪に問われた賄賂30万程度の話とは桁が違うでしょう。本当、裁判って戦えば戦うほど泥沼のような気がしてなりませんねえ。

「それでもボクはやってない」と言い張る姿勢は立派ですが・・・次は田中角栄のような老獪さも身につけて再起を図ってほしい所です。

ヘリ部品落下

2017年12月14日 | 時事
ヘリの窓重さ7・7キロ、児童から10mに落下
この前は保育園、今度は小学校にヘリの部品が落ちた模様です。

昨年沖縄に行った頃にオスプレイ問題があったので、この問題に関しては沖縄寄りの気持ちです。あんな市街地のど真ん中に飛行場があって、しかも耐久年数も過ぎているわけなので、いつ何が落ちてきてもおかしくないわけですな。騒音被害だけでも大変なのに、さらに物が落ちてくるとなればたまったものではありません。だからこそ、早く辺野古移設を進めるべきなのですが・・・

沖縄の新聞社は米軍基地自体の撤廃を求めていますけど、本当にそんなことが出来るとは思えませんし、当然代わりに自衛隊を置くなどしないとすぐに中国に間隙を突かれてしまうことでしょう。お互いの妥協案が辺野古であり、自然環境はこの際我慢するしかないと思います。代替案もなく単に米軍に出てけと言うだけでは、単に「日本死ね」と言っているのと変わりませんな。

・・・あっ!「保育園に落ちた、日本死ね!」ってこの予言だったのか!(違)

羽生・井山に国民栄誉賞

2017年12月13日 | 時事
羽生・井山両氏への国民栄誉賞、首相が検討指示
将棋・囲碁界初の国民栄誉賞が羽生永世7冠井山7冠に贈られる模様です。

検討とあるのでただの速報かと思いましたが、両者そろって記者会見もやっていたので、ほぼ決定事項のようですね。昨年はレスリング五輪で4連覇を達成した伊調馨選手が受賞しましたし、受賞者はこれで25人と1チーム(なでしこジャパン)となるようです。
この賞は日本文化に多大な貢献した人に贈られるわけなので、スポーツ選手であれば初めての偉業を成し遂げたとか、後に抜かすことができなさそうな大記録を達成したことが条件になるでしょう。囲碁・将棋どちらも7冠を制覇するだけでも達成困難なわけですし、さらにプラスアルファで永世や2度達成となれば、他の受賞者とも遜色なく十分にクリアしているといって良いと思います。

ただ、47歳の羽生さんはまだしも、井山さんはまだ28歳で今が全盛期かどうか分からないわけですし、今後もっとすごい記録(世界戦優勝・名誉7冠・世界ランキング1位等)が見込まれているわけです。今受賞してしまうと、燃え尽き症候群と言うか、吉田沙織選手のように「絶対勝たなきゃ」というような余計なプレッシャーを受けてしまうことにならないか、若干の心配があります。イチロー選手のように、打診があっても「私の選手生命の終了時にまだ受賞に値すると判断されるなら声をかけてください」と辞退するのがカッコよく、筋だと思いますけど・・・まあ、囲碁は将棋や野球などに比べるとメディアの扱いが小さいので、仮に今回見送ったとして、今後先に例示した名誉7冠とかになったとしても同じ話が来るかどうかは保証できないのですよね(笑)例えば高橋尚子選手は女子陸上初の金メダルが受賞理由で、もちろん素晴らしい功績ですが、じゃあこの前のバドミントンのタマカツペアの金メダルはどう劣って受賞の話が来ないのか、という話になると、結局はその時代の空気としか言いようがありません。彼女のように「もらえるならもらいます」という態度が、やはり囲碁においても正解なのかもしれません。

井山さんもこれを機会にメディアへの露出を増やしていき、将棋に便乗した形でもいいから囲碁ブームにつなげていくのが好手なのではないでしょうか。

今年は「北」

2017年12月12日 | 時事
今年の漢字は「北」トップ20も発表 2位は「政」3位は「不」
ああ、確かに今年はグルグルのリメイクでキタキタおやじが大ブームに・・・ってこのネタ通じないか(笑)

まあ今年は繰り返しミサイルなり核実験なりで振り回されたので、納得と言えばそうですね。そもそもこちらは例の流行語大賞とは違い、日本漢字能力検定協会がちゃんと一般に漢字を募集しており、その票数も公開されているわけなので、ありきたりながらも余程世相から離れた文字にはならないようです。

この記事はトップ20までしっかり載っているので選びましたが、自分が密かに思っていた漢字はどうやらカスリもしなかった模様です。その字とは・・・
「強」
・藤井総太4段の前人未到29連勝
・羽生名誉七冠誕生
・2度目の井山七冠誕生
・白鵬の歴代最多勝と優勝40回
・清宮高校通算107号 
・桐生9秒台等、強い選手が大活躍
・安倍自民党強し 一強多弱政治
・北朝鮮キタキタおやじの(笑)強硬姿勢
・トランプ氏の強弁・強引な政治
・金の強奪事件
・暴力・暴言等、「強いもの勝ち」の事件が目立った

どうです?これだけ聞くともう「強」しか思い浮かばないのではないでしょうか。しかしこういう「大衆がどんな字を選ぶか」の予想はまた別の難しさがありますね。

大リーグ二刀流

2017年12月11日 | 時事
旅行業界も大谷“二刀流”歓迎…「結局プレー見られなかった」という可能性減る
結局、大リーグでも二刀流ができるチームを選んだ形になった模様です。

高校野球は一番強い選手がピッチャーで4番打者でキャプテンということもザラですが、プロの世界は当然そう言う超一流の選手が集まってくるわけなので、ピッチャーかバッターかどちらかの道に絞り、一方を極めていく方が一般的です。特にパリーグはDH制ですから、ピッチャーは打撃練習をしなくて良いのでより磨きをかけて強くなれるわけですな。まあセリーグでもピッチャーの打席で代打を起用するなどしていますし、制度として整っているかどうかの違いなのですけど、近年のパ高セ低の結果を見ていると、やはり専門性重視の方がチームとしても強くなるのかもしれませんね。

で、この大谷選手は高校の頃から投手としても打者としても超一流だったようで、どちらかで行くことを決められず、また早々に大リーグ入りも希望していたためその動向が注目されていましたが、結局日本ハムが「二刀流」でいくことを認め、その方針で育てていくことにしたことが、現在の活躍へとつながったわけですね。当初「二兎追うものは一兎も得ず」になるのではと心配もされていましたが、十分に二兎を得たと言って良いでしょう(笑)待望の大リーグでもその方針を貫くということなので、旅行業者としては少なくとも投手・打者の両方の活躍が見込めるわけですから非常にありがたい、という記事のようです。

ただし、やはりプロ入り前と同様の心配事は尽きませんね。そもそも野球なんて若いうちしかできないわけですし、後数年は活躍できると思いますがやはり今現在が最盛期であり、ゴジラ松井や田中マー君のように、どちらかに専念していたとしても大きな怪我で選手生命を脅かされる危険性は常にあるわけです。二刀流であれば当然2倍危険ということになりますから、テレビ業界が良くやる「売れている時に酷使して、人気がなくなって使い物にならなくなったらポイ」がオチでしょう。イチローのようにダシを取り尽くすまで使ってもらえる生活が理想なのですけど、彼の場合はどう考えても瞬間最大火力で終わってしまうイメージしかもてないのですよね・・・

また杞憂に終わることを祈っています。

新聞配達の効果

2017年12月10日 | 時事
新聞たまりすぎ...異変察知 配達員が命救う
毎日配達されるのは日本独自の文化なのですよね。

以前、岐阜で本因坊戦があった時、初めてコンビニで毎日新聞を買いました(笑)いつもは素通りしているコーナーですけど、ちゃんと毎朝主要5紙やスポーツ紙程度は買って読めるようにはなっているのですよね。しかし、新聞をそういう買い方で読んでいる人はごく僅かで、日本ではほとんどがどこか1社の新聞を自宅に届けてもらう配達システムで読んでいるわけです。これ、新聞社に取っては配達に人件費がかかるわけで結構なコスト増に思うのですが、確かその時買った毎日新聞が140円くらいで、今取っている新聞の定期購読料金は月3000円ちょっとなわけですから、1日当たりの値段で言うと明らかに配達されている方が安いのです。まあ大体セットで買うとお得にしないと買ってもらえないという事情もあると思いますけど(笑)これはどうやら配達される新聞にチラシを入れることで広告収入を得て賄っているということのようですね。

とりあえず朝少し読んで、帰ってからビール片手また読むようにしていますが、忙しかった日はそのままほとんど読まずに終わってしまう日もあります。子どもの頃から新聞は毎日あるという生活が当たり前でしたし、家族みんなで回し読みできるのでうちは十分元が取れていると思いますけど、今は定期購読をしている家庭ばかりでもないようですね。まあ内容が内容ですし仕方ない面もありますが(笑)こうやってお年寄りの生存確認に使えるのであればまだ一定の存在価値は認められるのかもしれません。

というかこれ、下手に家族旅行にもいけないよなあ・・・帰ってきたら大騒動になっていたりして(笑)

NHK受信料合憲

2017年12月09日 | 時事
「TV20年前設置なら、さかのぼって受信料」 NHK
とりあえず、現行のNHK受信料システム自体は変わらなさそうですな。

民放は、例えば自分の好きなテレビ朝日の「相棒」でいうと、日産自動車がスポンサーとしてついているため、全300話近い話の中に「自動車事故」が絡む殺人事件は自分の記憶を辿る限り1度も起きていません。というか最近は専ら「階段の上など高い所から転落死」ばかりで、最早ギャグの域に達していますが(笑)それは置いておいて、例えばこれがニュース番組だったとしたら、最近の日産自動車の不祥事を厳しく報道できないでしょう。下りられては番組が成り立ちませんし、「スポンサー様の御意向には逆らえない」ってやつですな。
公共放送ではそういうしがらみや圧力とは無縁の制約のない番組作りが出来るのが強みであり、存在意義でもあります。ただし、現状日本ではその公共放送はNHK1つしかないので、「選んだわけじゃないのに受信料を払うのはおかしい」というのも理屈と言えば理屈ですな。しかし放送法があって、「協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。」となっているため、とりあえずテレビを買った時点で受信料は払わなくてはいけない、となっているそうです。ここにまた単身世帯とか旅館経営者とかワンセグはどうなのかとか個別の細かい問題点は付属しますが、今回の裁判はとにかくこの大元の放送法が憲法に定める「契約の自由」に反するとして争われ、最高裁で合憲の判断が初めて下されたと言うもののようです。

そもそも憲法のどこを読んでもこの「契約の自由」という言葉は出てきませんが、色んな記事を読んでいるとどうやら第13条が根拠になっているようですね。しかし13条は「公共の福祉に反しない限り自由」というものなので、思いっきり公共放送は合憲と言っている気もしますが(笑)自分はNHKを見ることが多いので、強制徴収システムでも致し方ないと思っていますが、それなりの額なのでもう少し安くならないものかという思いもあります。「払う」は良いとして「言いなりの値段を払う」状態はまた話が別ですからね。独禁法にも関わってきそうですし・・・ここは公共放送をもう1つ立ち上げ、国民にどちらかを選択させるようにすれば、競争原理も働いて料金も番組内容も改善するのではないでしょうか。

・・・お互いの放送が現状の半分の収入になるのは大打撃かな?共倒れが落ちですな(笑)

エルサレム首都承認

2017年12月08日 | 時事
エルサレム首都承認で緊迫=パレスチナ各地でデモ、100人超負傷―
3つの宗教の聖地でもあるエルサレム。ユダヤ教国であるイスラエルの首都として認定すれば、混乱は必至ですな。

あの辺は歴史上複雑すぎて、自分も正確には理解していません(笑)そもそも何故聖地かといえば、ユダヤ教を信じていたユダヤ人が元々住んでいた場所だったのを、ローマ帝国に追い出され流浪の民となったのが始まりであり、以来ユダヤ人は2000年も教義を支えに各国に散らばり生活していました。聖書とは元々ユダヤ教の経典だったのですね。その後イエス・キリストがユダヤ教を拡大解釈し、「新しい契約」の新約聖書とともに世界中にキリスト教が広まり、さらにムハンマドが「最後の預言者」としてキリスト教から独立し、コーランを旨とするイスラム教も広まりました。つまり、これら3つの宗教はざっくり兄弟関係にあるわけで、聖地エルサレムも3宗教同じく聖地になってしまったのです。兄弟宗教だから仲が良いのかと言えば決してそんなことはなく(笑)ユダヤ教にしてみれば「こっちが元祖で弟たちは偽者」ですし、キリスト教にしてみれば「兄は偏屈、弟は偽者」、イスラム教にしてみれば「兄たちは古い、こっちが最新」というように、それぞれ相容れない立場を取っているわけですね。

で、そのユダヤ人は第二次世界大戦時に迫害を受けており、大戦後にようやく解放され、世界の同情心を集め悲願のイスラエルの地に建国をしました。彼らにとっては「元々住んでいた場所に戻って国を作った」わけですが、元々といってもはるか2000年以上も前の話ですし、その間住んでいたアラブ・イスラム系の人達にとっては「突然やってきてのっとられた」と思っているわけです。当然反乱を起こし、現在はユダヤ教の「イスラエル国」内に飛び地状態でイスラム教の「パレスチナ暫定自治国」がある状態です。しかし、国際的にはパレスチナを国とは認めない代わりに、イスラム国には首都をエルサレムとは認めないという、微妙な折衷案でこれまで来ていた感じのようです。

世界情勢的に見るとユダヤ教は最も少なく、キリスト教が最多、イスラム教が次に多いわけなので、ユダヤに味方してイスラムを敵に回すことはどの国も避けたいのが実情でしょう。つまり現在の状態が結論先延ばし状態であるとはいえ、何とか折り合っていたわけですが、それを今回トランプ氏がエルサレムを認めると宣言したために大問題となっているのですね。暴動で収まればまだ良い方で、最悪戦争にまで発展する恐れもあります。宗教の問題は、「平和的に話し合えば何でも解決する」と思い込みがちな日本人には理解しがたいのですが、一切の妥協ができないため、しばしば殲滅戦になることも珍しくありません。早速空爆も起きているようですし、落としどころが見えない状況がしばらく続きそうですね。

トランプ氏的にはその方がアメリカの経済が回る(武器が売れる)といった所でしょうか・・・これ、北朝鮮への立場も本質的には同じなのかもしれませんな。

ロシア五輪ボイコット回避

2017年12月07日 | 時事
ロシア平昌五輪「ボイコット回避」の裏 プーチン大統領4選への政治的計算か
様々な政治的思惑が見え隠れしていますね。

国内開催だった前回冬季五輪のソチで国家ぐるみのドーピング疑惑が明るみに出て、リオ五輪の時は確実にシロだと言える選手のみ参加と言うことになったと思いますが、確か当時は正式処分が間に合わなかった印象で、今度の平昌五輪はロシア国としての参加資格停止と言う重い処分が決定した模様です。ただし、国旗を背負わない形での参加を認めた所は、結局前回とほぼ同じ感じになるのでしょうか。まあ不正があったのは冬季五輪の方ですし、ロシアは言うまでもなくウインタースポーツの方が気候的に有利ですから、今回の五輪も制裁を課すことは致し方ないと思います。韓国にとっては興行的に大打撃でしょうけどね・・・次の東京はもう大丈夫なのかな?

しかし、注目されていたのがこれを受けてのロシアの反応です。この制裁は不当だと全員がボイコットするような事態になれば、それこそ第二次大戦前のような緊張状態となり、当然次の東京五輪にも響いていたことでしょう。ただ、どうやらロシアの大統領選挙が来年あるらしく、再選を目指すプーチン氏は「強いロシア」を演出するか「国民の味方」を演出するかの2択を迫られた結果、後者寄りの「一生懸命練習してきた選手の個人参加を政権が邪魔することはない」と、制裁を受け入れる立場を示した模様です。つまり現状ではかなり国民の人気を気にしているということでしょう。逆に言えば、そう言ったナーバスな時期を狙って強気で出たIOCの勝利と言えそうですな(笑)

あとは開催国韓国がアジア大会の時のような不正をしないようしっかり目を光らせて欲しいものです。

アルファ碁ゼロ、将棋も攻略

2017年12月06日 | 時事
Googleが最強のチェス・将棋AI「AlphaZero」を発表 わずか24時間の自己学習で最強AIを上回る
まるで永世7冠の誕生を待っていたかのようなタイミングで(笑)google社がチェスと将棋を攻略したと発表した模様です。

この アルファ碁ゼロはいわゆるディープラーニング(深層学習)タイプのAIですが、囲碁のルールの他に、これまで「教師データ」としてプロ棋士の棋譜等を読み込ませていた作業をすっ飛ばし、0から自己対局のみで強くしたというものです。以前の記事の後、自分も論文を探し出して読んでみました。最初の1局とされる棋譜は本当にルールもろくに理解していない超初心者がランダムに石を置き続け、生きたり取られたりした後にも置き続けると言うある意味恐ろしい碁で(笑)その後3時間経ってもまだコウを理解できず石を延々取り合う棋譜が紹介されていましたが、10時間後にはついに一般的な基本定石を発見し、19時間後に死活や地と厚みといった概念を習得。おそらくこの辺りで有段者と打てるレベルになったと思われます。そして55時間で人類がまだ知らなかった定石を編み出し、72時間で韓国のトッププロを倒したアルファ碁1.0に100戦100勝の実力に辿り着いたとか。ただし、その後は40日間学習して世界1位カケツを倒したアルファ碁2.0にやっと勝率で上回れたわけで、必ず勝てる実力とまではいかなかった模様です。この時点でレーティングは5000以上!トッププロが3500、プロ試験合格レベルは2500と言われていますが、レートの上昇グラフを見るとまるで対数関数のような感じで、72時間(3500)前後を境に強さの上昇が極めて緩やかになっていくようです。40日で見切りをつけたわけは、おそらくこれ以上は何ヶ月と動かしてもレート100も増えないと判断したのだろうと思われます。つまり、現在のディープラーニングのシステムでは、このアルファ碁2.0より強いゼロが囲碁の強さの上限と言えるのかもしれませんね。ちなみに最終の棋譜も見てみましたけど、やはり意味不明でした(笑)結構初期からそういう傾向がありますけど、何故あんなにすぐ三三に入りたがるのだろう・・・?

で、そのアルファ碁ゼロに、今度は将棋とチェスを教えて0から24時間ディープラーニングさせた後、現最強AIとの対局を100回行ってみたというのが今回の発表のようです。何故人間でなくAIかというと、チェスは20年以上前に既に世界チャンプがAIに負けていますし、将棋もこの前ポナンザが佐藤天彦名人を圧倒しましたから、最早AIの力を測る相手はAIしかないと言うことですね(笑)一応、それまでのアルファ碁は人間の教師データを用いて進化していましたから、いわば「人類vs人類の英知の集大成」であり、人間の頂点と戦い超えることに意義がありましたが、アルファ碁ゼロは教師データを用いず0から誕生しているので、言わば鉄人兵団と戦うのと同義となってしまい、ディープマインド社側に「人類とAIが敵対する」という構図を避けたい心情もあった模様です。まあそんな難しい理屈じゃなくても、AI同士なら休まず24時間対局しても疲れませんし、人間と100戦と言う選択肢は流石にないですな。
今回対局したelmoはそのポナンザよりも強いAIということですが、何と生まれて1日のゼロの90勝8敗2分けだったとか・・・完勝ではないにしても、9割勝てればまず明白に上回ったと言えるでしょうね。囲碁のグラフの件もありますし、おそらく今回は24時間という縛りで試したかったと言う所でしょう。ちなみにチェスは28勝0敗72分けとあるので、一応無敗だったようですが、勝つというよりも負けないためにルール上引き分けに持ち込む手が最善であることが多いみたいですね。○×ゲームみたいなものか・・・それってゲームとしてどうなの(笑)

囲碁は少なくとも人間を圧倒するのに3日かかったわけですけど、まさか将棋は1日で抜かれてしまうとは。今回の発表の一番の収穫はココですね。「囲碁は将棋の3倍複雑」・・・って、単純に手数が3倍だからかな?

羽生永世7冠

2017年12月05日 | 時事
羽生棋聖、15期ぶり竜王奪還で前人未踏の「永世7冠」達成 渡辺明竜王を4勝1敗で下す
羽生さんが前人未到の永世7冠を達成した模様です。

21年前に達成した将棋の7冠同時制覇とは、言うまでもなく7大タイトルを同時に全て取るというものですが、今回のは連続何期とか、通算何期という何年かがかりで達成する偉業ですね。ただし、現在は棋聖と今回奪取した竜王の2冠しかないようですし、その状態でも達成できるのなら、何となく達成の困難さは7冠同時制覇の方に軍配が上がる気がします。しかし、そうは言ってもタイトル戦に挑戦し勝つということは最強クラスの実力が必要なのはもちろんですが、永世称号はその実力を10年以上キープしないと達成できないわけで、並の最強では達成不可能でしょう。一旦タイトルを取れば、防衛戦は相手より1勝でも上回ればいいわけですから連続はしやすいかもしれませんが、もし陥落すると棋戦によっては一回も負けられないトーナメント形式のもあるわけですし、再び挑戦者になることすら至難の業ですからね。つまり7冠同時制覇の方が難しいと言うよりも、永世7冠は「7冠同時制覇できるレベルの実力の持ち主なら達成できるかどうか」という快挙であると言った方が相応しいですな。

ちなみに、羽生さんの達成数と、そのタイトルの永世称号の獲得基準は以下のようになります。
 ・竜王 7期(連続2期が2度)/連続5期または通算7期
 ・名人 9期(連続3期が2度)/通算5期
 ・王位18期(連続9期)/連続5期または通算10期
 ・王座24期(連続19期)/連続5期または通算10期
 ・棋王13期(連続12期)/連続5期
 ・王将12期(連続6期)/通算10期
 ・棋聖16期(連続10期継続中)/通算5期
  (2017年末まで)
・・・こうして見ると、通算記録の半分以上は連続防衛で稼いでいるわけで、やはり連続の方が条件を満たしやすいようですね。永世名人などはその名前の響きとは逆に通算5期と一番ゆるい基準であるからか、羽生さんの他に達成している棋士も多いようですが、連続5期しか認められない棋王とか、通算10期必要な王位・王座・王将などはあと1人くらいしか達成していない模様です。つーか王座24期って・・・改めて、桁違いにタイトルを独占しすぎですね(笑)若手もどんどん現れる頭脳戦において20年以上もトップレベルを維持するのは並大抵の努力ではないでしょう。7大タイトル数を合計すると99になるようで、文句なしの歴代1位。もう1つ何か取れば100の大台に届くのだとか。20歳で初タイトルを取り、それから一度も無冠にならずに27年間第一人者であり続けるとは・・・20年前も凄い人だと思いましたけど、20年後にも同じ感想を抱くとは思いませんでした。

ところで囲碁はと言うと、現在進行形で7大タイトル同時保持している井山裕太7冠が文句なく比較対象として挙げられますね。囲碁は永世ではなく名誉称号ですけど、何と7つ全てが「連続5期または通算10期」と決められているため、将棋界よりさらに達成困難になっています。お祝いムードに水を差すので気が引けますが、もし将棋が囲碁と同じ基準で永世称号を採用していたとしたら、羽生さんはまだ永世5冠(竜王・名人抜き)ということになってしまいますね・・・一応、井山さんの現在の記録を同じように一覧にしてみます。
 ・棋聖 5期(連続5期継続中)/名誉棋聖
 ・名人 6期(連続3期、1期継続中)
 ・本因坊6期(連続6期継続中)/二十六世本因坊
 ・王座 5期(連続3期継続中)
 ・天元 6期(連続3期継続中)
 ・碁聖 6期(連続6期継続中)/名誉碁聖
 ・十段 4期(連続2期継続中)
  (2017年末まで)
・・・彼はまだ28歳ですが、既に史上最多タイの3つのタイトルで名誉称号資格(囲碁は60歳になってから名のる慣例)を得ており、この前の天元位防衛で7冠の年間グランドスラムも達成したため、当然全てのタイトルで連続記録も継続中です。現在の囲碁界の状況を考えると、20年と言わず最短の4年で名誉7冠も達成しそうな勢いですな(笑)

しかし今夜のメディアの報じ方を見ると、やっぱり囲碁より将棋の方が手厚いよなあ・・・日本棋院もっとガンバレ!

北朝鮮窃盗団

2017年12月04日 | 時事
北海道沖の木造船が立ち寄った無人島を調査
北海道に流れ着いた後、無人島の小屋から略奪の限りを尽くしていた模様です。

今年は北朝鮮漂流船が異常に多く、その事情も分かったので、例えば避難小屋の鍵を壊し、勝手に備蓄食料を食べたくらいならまだ理解できますし、緊急避難の部類に入るでしょう。しかし小屋にあった家電製品はもちろん、およそ金になりそうなものは全て船に運び入れ、しかも日本の巡視線に見つかると急いで海に投棄したということですから、明らかに目的が窃盗になっています。厳密な意味で言えば、漂流したとはいえ日本の領海で漁をしてその魚を食べただけでも密漁になってしまいますからね・・・それにしても、盗んだと言うことはそのまま北朝鮮まで帰るつもりだったのでしょうか?当然燃料不足で漂流したわけでしょうし、バイクのガソリンを抜いていたとしても流石に途中で尽きてまた漂流するか捕まるのは目に見えています。盗まずに日本の巡視線に発見、保護されていれば自動的に北朝鮮へ送還するくらいはしてもらえたでしょうに、何故そんな逃げ場のない所で盗もうと言う発想が生まれるのですかね・・・だから「朝鮮人を見たらドロボウと思え」なんて言われてしまうのですよ。

国交がある国であればきちんと犯罪人を裁いた後で賠償請求もできるかもしれませんが、相手が相手ですから難しいでしょう。船の残骸や遺体が流れ着いてもその処理は日本の自治体任せになってしまう模様ですし、水際でパトロールを増やすにしても経費がかさみます。これ日本にとって損にしかなりませんねえ・・・どうしたものか。

まあ罪は罪ですし、法に則り粛々と取り調べてもらいたいものです。

ブラタモリ岐阜回

2017年12月03日 | 時事
タモリさんが岐阜発信 「ブラタモリ」あす放送
昨日の放送で、タモリさんがついに岐阜に来た模様です。

6月に初名古屋回があり、先月には北海道を挟んで再び名古屋に来ていたので、もしかしたら近日中に岐阜にも来るのではないかと思っていましたが、見事に的中しました。まあ冒頭は鵜飼で始まっていたので、ロケがあったのは10月半ば頃でしょうけどね。当然あの番組は観光とタイアップしているはずなので、おそらく雪に閉ざされる北海道に配慮してあちらを先に放送したのでしょう(笑)5月の囲碁本因坊戦・将棋名人戦に始まり、8月の大相撲岐阜巡業、コナンの岐阜回、今回のブラタモリと続いた誘致・メディア作戦。岐阜命名450年プロジェクトの総仕上げに相応しい企画でしたね。初っ端に信長読本がこけた時はどうなるかと思ったけど(笑)

放送の前半は金華山・岐阜城の地形がメインで、後半は城下町と楽市楽座についてでした。岐阜市教委等、もしかしたら知っている人が出るのではないかと期待していましたが、案内役はまさかの外国人(笑)これも信長の外交重視おもてなし政策を反映してのことでしょうか・・・いつも通り地形メインでありながら、前半は岐阜に来たことのない人に一番の魅力である金華山・岐阜城の良さを紹介することはもちろん、後半は川原町の水団扇体験や、柳ケ瀬商店街から一歩外れて路地裏の楽市楽座跡を探すなど、地元に住んでいても中々できない&知らないようなマニアック番組となっており、岐阜民も満足できる全体構成の完成度には非常に驚きました。NHKって本気を出すと凄いなあ・・・


というわけで、恒例の「聖地になる前に行って来よう企画」です(笑)と言っても、この前のコナンの前後に行って来たものの一部焼き直しですけどね。まずは岐阜城ですが、残念ながらこのお城は昭和31年に再建された鉄筋コンクリ製です。最上階からは岐阜市内を一望でき、北は山ですけど南は名古屋までくっきり見えるため、タモリさんの大好きな山地と平野とのヘリであることがよく分かります。逆に言えば市内のほぼ全ての場所から見上げることができるのですよね。改めてここに天守を置こうと考えた信長は凄い!(※道三です)

ここはお城の少し下方にある井戸跡です。普通なら「こんな山の上に井戸を掘ったのか!」と驚く所ですが、ブラタモリの着眼点は一味違い、「この岩壁の谷の地形に石垣を2段に積んで平らにしたのか!」でした。確かに山の頂上のかなり広いスペースに(結構石段もありますけど)これほど平らな面積の敷地を整備しようとすると大変なことですよね。当時は建物同士をつなぐ回廊になっていたらしく、おそらく下からも良く見えるように整えたのでしょう。守りの要塞から「魅せる城」に変わって着想の起源がこの岐阜城なのです。

そして、「タモリさんが来るなら必ずチャート層がしゅう曲しているところを見に来るに違いない!」と思い何枚か見繕っていた1枚が見事的中しました(笑)ここはロープウェー乗り場の裏手に当たる、信長御殿の発掘調査場です。左に見えるのがこの前内覧会に行った三重塔ですね。岐阜城自体は斉藤道三が周辺の監視のために建てたものですが、この信長の時代は明らかに四方の地域にその権威を見せ付けるための城に作り変えられています。ふもとの信長御殿は、この岩壁を削って人口の滝を流し、見事な庭園を作って宣教師や有力武将をもてなしたのだとか。地形マニアであったかは分かりませんが(笑)もしも信長が生きていたら、天下統一後にお伊勢参りなどと同様、信長御殿へ参拝に訪れる「岐阜参り」が一大ブームになっていたかもしれません。そうなれば「名古屋は岐阜の植民地」になっていたかも!?・・・まあ、残念ながら上洛を急いだ信長はさらに京に近い安土に新しく城を作ってそちらへ行ってしまいましたけどね。

「信長公のおもてなしが息づく戦国城下町・岐阜」は、日本遺産にもなっています。岐阜命名450年もあと1ヶ月、鵜飼はとっくに終わり、信長公ギャラリーもあと2週間で終わりますが、岐阜城とロープウェーは年中無休です。是非観光にどうぞー

即位・改元日決定

2017年12月02日 | 時事
天皇陛下、19年4月30日退位=皇太子即位は5月1日―皇室会議で決定
平成は31年4月30日までで、翌5月1日から新元号になることが決定した模様です。

昨年の陛下のお言葉の中で平成30年と言うワードがあり、その前後を目処にというお気持ちであることを忖度し(笑)改元の時期を検討していたわけですが、一番切りの良い新年元日では宮中祭祀が忙しくてそれどころではなく、新年度の4月1日だと国会が予算案やら諸々の引継ぎ等があり煩雑になるということで、さらに1ヶ月ずらしたという感じのようですね。まあ学校も新年度初めは地獄のような忙しさですし、丁度一息つけるタイミングがGWなので丁度良いのかなと思います。新元号も事前に発表されるようなことを言っていたので、引継ぎ文章の「平成」を予め新元号に変えておくくらいのゆとりは前年度にありそうですな。昭和が平成になったのは小学生だったので、平成元年と書かれたピカピカの硬貨がお釣りでもらえるのが嬉しかった覚えがありますが、仕事で向かえる改元は色々と大変そうです。まあカレンダーや手帳業界はいつ改元してももっと大変なのでしょうけど(笑)本来なら準備期間なく突然になるものですし、平成改元時はそれによる経済的打撃も少なくなかったようですから、これも含めて陛下のご厚意ですね。

ところで、現皇太子殿下の誕生日は2月23日であり、天皇誕生日は12月23日ですから、平成31年(新元号元年)は天皇誕生日が存在しないことになってしまうようです。まあ、自分の誕生日でもある4月29日は昭和天皇の誕生日で、現在も昭和の日として残っていますし、12月23日が平成を祝う日として特別に残る可能性もありますね。ただし明治天皇の11月3日も残っていますけど大正天皇の8月31日は残っていないので確実ではありません。それよりも、この年は天皇誕生日なしでいいので、即位日の5月1日がもし特別に祝日にできるのであれば、祝日法の規定により4月30日と5月2日も国民の休日になりますから、土日振り休も含めて夢の10連休が爆誕するのですよね・・・こっちの方がいいなあ。

ただ、そうなるとみんな即位をお祝いしないで海外に行ってしまう気も(笑)・・・あ、そのための出国税か!何か学生の時の飲み会を思い出すなあ・・・(欠席千円)