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ロシア五輪ボイコット回避

2017年12月07日 | 時事
ロシア平昌五輪「ボイコット回避」の裏 プーチン大統領4選への政治的計算か
様々な政治的思惑が見え隠れしていますね。

国内開催だった前回冬季五輪のソチで国家ぐるみのドーピング疑惑が明るみに出て、リオ五輪の時は確実にシロだと言える選手のみ参加と言うことになったと思いますが、確か当時は正式処分が間に合わなかった印象で、今度の平昌五輪はロシア国としての参加資格停止と言う重い処分が決定した模様です。ただし、国旗を背負わない形での参加を認めた所は、結局前回とほぼ同じ感じになるのでしょうか。まあ不正があったのは冬季五輪の方ですし、ロシアは言うまでもなくウインタースポーツの方が気候的に有利ですから、今回の五輪も制裁を課すことは致し方ないと思います。韓国にとっては興行的に大打撃でしょうけどね・・・次の東京はもう大丈夫なのかな?

しかし、注目されていたのがこれを受けてのロシアの反応です。この制裁は不当だと全員がボイコットするような事態になれば、それこそ第二次大戦前のような緊張状態となり、当然次の東京五輪にも響いていたことでしょう。ただ、どうやらロシアの大統領選挙が来年あるらしく、再選を目指すプーチン氏は「強いロシア」を演出するか「国民の味方」を演出するかの2択を迫られた結果、後者寄りの「一生懸命練習してきた選手の個人参加を政権が邪魔することはない」と、制裁を受け入れる立場を示した模様です。つまり現状ではかなり国民の人気を気にしているということでしょう。逆に言えば、そう言ったナーバスな時期を狙って強気で出たIOCの勝利と言えそうですな(笑)

あとは開催国韓国がアジア大会の時のような不正をしないようしっかり目を光らせて欲しいものです。