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慰安婦裏合意

2017年12月27日 | 時事
慰安婦合意の検証報告書発表 衝撃的な「裏合意」の存在
本日、慰安婦合意の検証報告がなされた模様です。

最終的かつ不可逆的に解決」とされた慰安婦問題ですが、韓国世論が中々受け入れられず、何とかアラはないか探した結果のようですね。大統領もこの見直しを選挙公約に掲げてしまっていたので、まあアクションを起こすまでは仕方がないでしょう。しかし今回発覚した裏合意によると、むしろ韓国側から不可逆と言い出していることと、慰安婦像撤去に韓国政府が努力するなど合意後に行う内容をさらに細かく決めていたことを国民に全く知らせていなかったようで、完全にアチラ側の国内問題であるということがはっきりしただけだった模様です。慰安婦に事前に話を聞かなかったなんて、30年も何してたの?って話ですし、当然ここは日本側も厳しく韓国政府の対応を非難し、速やかな合意履行を迫らないといけませんね。現状、日本は既に謝罪表明と10億円を支払っており、約束を果たし終えていますから、以前も言及した通り後は高座から「早くそっちも約束を守れよ」と言い続けるだけで良いわけです。第3国から客観的に見ても、この件に関する再交渉の道などは1mmも残されていないでしょう。

中国もそうですけど、韓国のこの手の日本に対する非難はスケープゴートであり、民衆の矛先が自らの政府に向かないよう国内向けの世論操作をしているだけなのですよね・・・日本のマスコミはそれを真に受けて「非難されないようにするべきだ!」とまくしたてますが、ここは冷静に本質を見極めて報道すべきでしょう。国同士の条約というものは憲法と同等の効力があるわけですし、今回の合意はそこまでのものではありませんけど、一度取り決めたことを一方的に破られては友好関係の積み重ねなどできなくなります。3年前、朝日新聞がようやく慰安婦問題は捏造だったと認めたわけですが、それにだまされて過去に政府が出してしまった河野談話を簡単に取り消せないのも、今回の問題と全く同じ性質のものです。つまり向こうがこの問題を覆すのであれば、こちらも河野談話を撤回するくらいの勢いで抗議すべきです。でないと国際社会の誤解も広がる一方ですし、今回明らかになった裏合意通り、韓国政府がすべきことはまず国内に真実を伝え、教科書も正し、早急に慰安婦像を韓国政府主導で全て撤去していく努力であり、決まったことに対し稚児のように駄々をこねないことでしょう。

韓国は来年早々に五輪が控えており、本来なら2年前に解決した状態で禍根なく日本に支援を求められた所を、この時期にコレとは自ら首を絞めてばかりいるようにしか見えませんね・・・このままでは安倍首相の五輪参加も難しいでしょう。文大統領の圧倒的外交センスのなさは致命的といわざるを得ません。まあ前例に漏れず逮捕や暗殺されてはたまりませんし、世論が感情に流され政府がそれを何とかできない限り、二枚舌外交はやめられないのかもしれませんな。