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トヨタAA株購入!

2015年07月10日 | 自伝
【第三弾! 新トヨタ株を買う方法とは?】元本保証で配当最高2.5%と値上がり益も狙える新トヨタ株の買い方を4つのステップで詳細に紹介!
というわけで、無事100株購入できました。

以前にも追記した通り、新聞で情報を知ってからとりあえずダメ元で500株申し込んでいました。ちなみにこの取引は野村證券でしかできません。株には縁のなかった自分ですが、何故か学生の頃に口座だけは作ってお年玉貯金にしていたのです。その後休眠口座状態だったものを今回初めて動かしたというわけで、それがたまたま野村だったのはある意味非常にラッキーでした。
流石に申し込みが5倍近く殺到したため、噂では上客優先で新参者には回ってこないかもと言われていましたが、仲良く最低単位のみということになった模様です。まあコレが初心者のみ100株なのかどうかは判断できませんけど、一応納得と言う感じですね。価格は105万9800円。これで5年後には税引きでおよそ6万円の利息がつく計算になります。この株の特徴は、5年縛りの後に、年に数回この価格で売るか通常株に変えて売るかの選択ができる所にあります。つまり、5年後にもし株価が低ければ元の価格で売って損はありませんし、もし上がっていたらその価格で売ることもできると言うことです。もちろんずっともち続けても良く、その場合は年2.5%、丸っと年2万円ずつ儲かる仕様です。
ここまで読んで「丸儲けじゃないか」と思った方、ある意味正解ですが、世の中そうは上手くいかないものです。実はおよそ106万と言うこの価格は現在のトヨタ株の1.3倍近い値であり、変動もしなければ途中売買も出来ません。普通の株式市場なら「100株買って1円上(下)がったら100円の儲け(損)」というように日々一喜一憂しますが、この株は現状8千円台のトヨタ株が2600円程度高くなるまで待たない限り「通常株に切り替えて丸儲け」という現象は起きないのです。更に言うと、数年後に順調に上がってある日1万600円になったとしても、その途端新株保持者が一斉に売りに走るので、その結果株価が下がり、中々丸儲けでは売り抜けないジレンマが続くことも容易に予想できます。なので、やはり株と言うよりは元本保証の5年平均利率1.5%(5年後2.5%)の長期定期預金だと思って持ち続ける感じで、それ以上の利益は余り期待しない方が良いでしょう。株というのは個人としても企業としてもずっと持ち続けることに意義があるので、極端な話、年2.5%で50年も持ち続ければ配当だけ減価償却できてしまうわけです。金貸しが必ず儲かる原理と同じですな。もちろん銀行と違って潰れそうになっても公的資金投入とかは厳しいでしょうし、どうしようもなくなったら途中で条件が変わったり、紙切れになったりするリスクは0ではありません。まあ100万ぐらいなら邪魔にもすぐ必要にもならないですし、この程度のリスクにかける金額としては丁度いいかな?・・・と言いつつ、次回の販売を心待ちにしている自分もいますが(笑)

今回、自分と同じように初めて株を始めたと言う人はかなり多いでしょう。しかしこれで株に目覚めるかと言うと、やはりその性質上難しいかもしれませんね。日本人は余剰資金を投資ではなく貯蓄に回す傾向が海外よりも強いらしいですが、貴穀賤金と言うか「儲けは卑しいこと」という儒教的発想や、大震災や戦火などで一時的な財産がチャラになってしまうという歴史風土的な環境の中で、より安心を求めてリスクを追わず蓄財に走る国民性があるのだと思います。現にアメリカと日本の株式市場を比べてみると、一見ほとんど同じような気もしますが単位が円とドルなので、規模の桁が2つも違うのです。人口が約2倍違いますからそれを加味しても、日本人よりもアメリカ人の方が50倍投資に金を回しているということになりますね。まあそうは言っても今回「このトヨタAA株のために生まれて初めて野村證券に口座を作った」と言う人も、一応は投資のスタート地点に立ったわけです。市場のドアは常にオープンですから、是非この新株が起爆剤になれば良いのですが・・・え?自分?取引時間のうちいつ株価見て電話する時間があるの?

・・・だから上客さんは年金生活者が多いのかなあ。