花火大会中止と言霊

＜印西花火中止＞打ち上げ業者が支払い求め提訴、市は損賠求め反訴へ
こういう泥沼になってしまうのは、事前契約の詰めが甘いからですね。

日本には、起こって欲しくないことを口に出すと、言葉通りになってしまうのではないかと恐れ、なるべく言わないようにするという考え方があります。「縁起でもないことを言うな」ってやつですな。井沢氏に言わせるとこれは「言霊」と呼ばれる日本独特の宗教観なのだとか。確かに明日晴れて欲しいのに、雨の想定をして色々段取りを考えるのは苦手ですからね・・・結果、台風が来るリスクを考えずに双方行ってしまったため、補償問題になった時に責任のなすりあいが始まっている模様です。まさに泥縄状態・・・

天災、原発もそうだったように、結果的に起こらないとしても、しっかりと事前準備は行いたいものです。