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斎場御嶽

2017年01月04日 | Weblog
沖縄最大の聖地です。

沖縄は日本の古代神道に近い宗教観をもっていて、岩や穴など、自然に存在するその場所そのものを聖地として定め祀る風習があるようです。神社やお寺もありますけど、偶像崇拝とは明らかに違う模様です。御嶽(うたき)と呼ばれる聖地は本島各地に存在し、グスクにも必ずあったのだとか。自然に対する畏敬の念が生まれるのは、その土地に天変地異が多くあった証拠です。さしずめ台風でしょうか?もちろん沖縄は古来より海上交通の要所でもあるので、海が荒れることだけでなく予期せぬ外敵の侵入なども脅威だったかもしれません。昔の人は自然の猛威を鎮め、平和と安寧が続くようにと自然そのものに祈りを捧げていたのでしょうね。その最上級の場所がココ斎場御嶽(せーふぁうたき)で、世界遺産に選ばれています。最上の斎場・・・げふごふ(笑)

この直角三角形の巨大な岩の割れ目が中でも一番の神聖な場所で、三庫理(さんぐーい)と言うそうです。岩であって、穴でもあるわけで、それだけで聖地の中の聖地なわけですが、何とこの穴を抜けると、琉球創造神話の神が降り立ったとされる久高島(くだかじま)がピンポイントで拝めるのです。また、久高島と斎場御嶽を結んだ直線を延ばしていくと、ぴったり首里城に当たります。まあこれは首里城をわざとそこに建てたということなのかもしれませんが、正に神が作った奇跡としか言いようのない場所なのですな。

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