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株価急上昇と自民旋風

2017年10月18日 | 時事
日経平均、12営業日連続上昇 2年4カ月ぶり
この前21000円をギリギリ超えたと思ったら、まだ上昇を続けている模様です。

日産神戸製鋼の不祥事が発覚したので国内のみの判断材料では下がりそうなものですけど、どうやら米経済が好調なのにつられている模様です。それにしてもこのタイミングで追い風が吹くとは安倍総理ももっていますね(笑)自民党としてはそろそろ「道半ば」とも言ってられなくなり、確実にある程度の成果が求められる選挙戦となったわけですが、解散を決めてからずっと上向きということなので、いくら野党が「実感がない」と批判しても、実績が数値で出ている分、感情論では太刀打ちできないでしょう。
颯爽と登場し風に乗ったかに見えた小池さんも、出馬を断念したことで影を落としましたし、マスコミが持ち上げようと必死な立憲民主党は、その小池さんのせいで「落ちこぼれの寄せ集め」という印象を国民に強くもたれてしまいました。野党が共闘し自民一強に対抗するという構図は既になく、3つ巴と言っていますが大勢は既にゾウにたかるタヌキとキツネという状況で、世論調査でも自民圧勝との見方が鮮明になってきています。

まあ選挙は人気投票ではないので(笑)好き・嫌いではなく自らの考えに近い人を選ぶべきです。今回の重要な政策論点は主に①憲法改正、②消費税、③原発であり、自民はそれぞれ○、○、○、希望・維新は○、×、×、立憲その他は×、×、×と訴えているわけですが、実は自分個人の考えとしては○、○、×と考えているので、いずれにも当てはまらないのですよね。まあ現状いきなり原発0にするのは難しいのは同意なので、長期的に縮小させてくれることを期待して自民を支持しようと思っています。
憲法は、おそらく9条をどうするかが一番の焦点となるでしょうけど、安倍総理は自衛隊の存在を明記する加憲案を提示しており、「9条を全くなくす・基本理念を変更する」議論にはおそらくならないのではないかと思います。NHK世論調査でも、改正に反対している人が多いもののどう改正するかを明らかにせずに聞いているので、理由を見るとちぐはぐというか、平和は大事に決まっていますがそこで思考停止してしまっており、じゃあ現実的な国際情勢を踏まえた自衛隊の位置づけについてどうするのかを全く考えていない調査になっています。2項までそのままで3項に「前項は法律に定める自衛権の行使を妨げない」などと付け加えるだけで自衛隊の存在は憲法に保証されることになり、後に法律によって厳しく自衛権の定義と制限を加えれば多くの国民が心配するような「軍部の暴走」は起こりえなくなるでしょう。そういう条文案を選択肢として示して聞けば、盲目な「改正に反対」票は少なくなるのではと思います。また消費税については、誰だって余計にお金を払うのは嫌なものですが、少子高齢化が進む中、増加するお年寄りからも税金が取れるのは大きなメリットなのです。現在の財政は半分が借金で賄われており、それを返すのは未来の子どもたちです。その負担を少しでも少なくするため、現在の大人が知恵と汗水を絞るのは当然のことでしょう。そもそも絶対に文句が言えない未来の子どもたちを犠牲にして今の生活水準を成り立たせているのが現状であり、もっと早く増税するべきだったのではないでしょうか。社会保障はしないわけにはいきませんから、お年寄りから集めてお年寄りに使うのは理に適っていますし、その分をいくらか多く子どもに回すという改革案は大賛成です。もちろんこういうことも景気がよくならなければ話になりませんから、自民党以外でこの好景気を維持できるかというと、どうしても疑問符しかつかないのですよね。というか、どう考えてもここで政権交代したら間違いなくバブル崩壊でしょう(笑)

この数値を見て、金の卵を生むガチョウの腹を割るのが本当に正しい選択か、よく考えたいものです。

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