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急務

2005年09月09日 | Weblog
全研では、「おおきなかぶ」の劇をやることになりました。

ストーリーは皆さんの知っての通りですが、やはり準備に一番苦労するのが「かぶ」をどうするかです。やはりやる以上はちゃんとしたものを用意しないといけません。
全研までには自分で作るとして、差し当たって使っていけそうなものを探しました。すると教材室にそのものズバリ、手作り風の大きなかぶが置いてあるではありませんか。これは好都合と教室まで運び、授業で使っていました。

しかし実はそれ、ある先生の私物だったようです。当然その先生が使うために持って来た物で、どうやら無くなったと思いちょっとした騒動になっていたようです。この時点でなら、すぐに返し一言謝れば済むことだったでしょうけど、実際にはある事情からそうも行かなくなってしまいました。
授業で使っているうちに、かぶの葉の部分が1本ちぎれてしまっていたのです。
最初から破れかけていたので、不可抗力ではありますがちぎれた状態で返却する訳には行きません。とりあえず自分が借りている事を伝え謝りはしたものの、すぐに返せる状態でないことまでは伝えきれませんでした。しかも、朝にその事実が判明したその日の昼から使いたいという要求があり、絶体絶命のピンチになりました。

少なくとも子どものいるうちは片時も目と手が離せない状態なのは明白。かと言ってちぎれた状態で渡すわけにもいきません。誰にも気づかれないよう、何とか時間を見繕って修繕を試みることにしました。そのためには、どこかから針と糸を調達してこないといけません。前の学校なら自分用の裁縫道具もありましたけど、この学校では使わないと思い持って来ていませんでした。ということは主担から借りるのが一番の近道。しかしできれば彼女にも気づかれたくない。そこで主担が給食の準備で教室を離れるわずかな隙を狙って、針と糸を調達し破れた箇所を縫い合わせました。
タイムリミットはおよそ10分です。
ですがこの日に限って給食を早く食べなければならなくなり、わずか3分後に主担が教室に顔を出しました。幸い鈍い人なので修繕を試みていることは気づいておらず、少し後に子どもと教室を出ることにして引き続き縫い合わせていきました。

さすがに高校時代の家庭科で10を取ったことのある僕の腕前にしても、数分で完全な修復ができるはずもありません。仮縫いというかしつけというか、とりあえず見た目がくっついて見える状態で何とか返却しました。
再び借りることにし、放課後本式の修復に乗り出しました。新聞紙を詰め、縫い目が外に出ないよう内側から縫いつけ、30分かけてようやくミッションコンプリートとあいなりました。
まあ、一目見れば直したってすぐにバレるでしょうけどね。でも、敗れた状態で渡すより不恰好でも修繕を試みて返すのが筋かなと思います。週明けに正式に返そうと思っていますが、差し当たって何て第一声を発すればよいのやら・・・

よい言葉があれば御助言下さい。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (穏高)
2005-09-10 22:54:33
朝なら、間違いなく、おはよう御座います、です。

それ以外には思いつかない。

如何に用件を切り出すか、というと…うーん…(ぉぃ
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Unknown (alpha)
2005-09-11 00:08:49
ふむふむφ(.. )メモメモ・・・って_ロ(.. )mケシケシ
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