(株)カプロラクタム-blog

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わんこそば

2012年04月13日 | Weblog
無事7時前に盛岡に着き、夕食はわんこそばにしました。

2年前に東北踏破したとき、実は初めて踏みしめたとした岩手県で行ったことは、「SAで冷麺を食べる」に過ぎませんでした。自分ルールとしての「その地に行った」の基準は、その地の名所を見たか名物を食べたのいずれか(通り過ぎたはNG)だったので一応OKなのですが、少々寂しい踏みしめ方であったことには変わりありません。現に、これまで47都道府県のうち44(残るは茨城・大分・沖縄)まで踏破したわけですが、そのうち43までは語らせればその土地の思い出をそれぞれ最低10分はスピーチできるのに対し、岩手だけは「冷麺美味かった」しか語れないと言うことになってしまいます。まあ、遠野も岩手県なのでこれで十分なわけですが、やはり桃鉄の必勝法の1つでもある「盛岡わんこそば」を体験しないことには、岩手県を踏破したとは言えないでしょう・・・何が言いたいかと言うと、2年前から「わんこそば」が食べたくて仕方がなかったのです(笑)そもそもSAにわんこそばがあればこんな苦労はしなかったのですが・・・まあ、今から思えばこのシステムをSAで展開するには無理がありますね流石に。

そんなわけでホテルにチェックインし、近くのわんこそばの店を教えてもらいました。「東屋」という店で、「わんこそば」とググればwikiの次に出てくる有名店のようです。店に入ると、靴をしまうより前に「わんこそばですか」と注文を聞かれました。どうやら「わんこそば」の注文には、店側にも緊張が走る様子。かく言う自分も少し緊張してきました。一応、昼は気仙沼ラーメン一杯にとどめていたので、時間や腹具合は心配ないのですが、いつものクセで500mlビールをコンビニで飲んでいたことがどう出るか、心配になりました。席に着くと何故か新聞を渡され、「読んで待っていてください」とのことでした。客の待ち時間にまで配慮してくれているということでしょうか。その後、予約していたらしき2人組の20代ぐらいの女性が来店したところで、システムの説明が始まりました。

そもそも「わんこそば」とは、多人数の方を同時にもてなすために、蕎麦が延びない工夫と待たさない工夫を考えた結果、少量ずつ何度もおかわりをしてもらうシステムになったとか。当然形式はバイキングで、値段はいくら食べても一律3150円。ただし、お椀を重ねないのなら500円安くなり、逆に100杯食べたらオリジナル手形をサービスでくれるとのことでした。当然、この時点で目標は100杯に定まりました。1杯1杯の量はほんの1口で、15杯で大体1人前とのこと。ということは6人前半か・・・そして、最大のチャンス懸念材料は、どうやら隣のお姉さん方と一緒に挑戦するとか。それならば最初に挨拶した方がいいのか?でも万が一向こうも100杯を目指していて、僕が話しかけることでペースが変わってしまったら申し訳ないし・・・と考えた挙句、とりあえず勿体ないけど知らんぷりの方向でいくことにしました(笑)

「はいじゃんじゃん」「はいどんどん」「まだまだ」と、給仕のお姉さんがお椀に蕎麦を入れてくれます。一度に15杯持ってきて、3人で食べるので、5杯ずつ積み重なっていきます。この5杯のインターバルの間に、海苔やら刺身やらを食べて、口の中を整えます。何しろ蕎麦は常に同じ味なので、30杯ぐらいまでは一気にいけますが、この辺から味に飽きが来てしまうのです。ただ、まだまだ吸引力は衰えません。60杯を過ぎた辺りで、その吸引力にも少し陰りが見え始めました。隣のお姉さんの片方がこの辺で脱落。すると今度は15杯を2人で食べることになり、インターバルが7~8杯になってしまい一気にペースが上がった気になりました。80杯ぐらいにとろろを投入。一気にツルツルと・・・のつもりが、逆に重くなり苦しむ展開に。90杯からは最早気力。何とか100杯平らげて蓋を閉じました。

何と隣のお姉さんの片方も堂々の100杯完食。記念写真を撮ってもらった後、ちょっとだけ談笑しました。初めに声をかけていたら後々恨まれる所だったなあ・・・危ない危ない。

認定証と100杯達成記念手形をもらい、一目散に宿へ・・・もう一つの名物、じゃじゃ麺なるものも食べたかったのですがとても受け付けず、また夜の盛岡散歩もトラベルラブ?もままならないまま、就寝と相成りましたzzz
コメント
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