(株)カプロラクタム-blog

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野生との遭遇

2010年09月28日 | Weblog
山陰旅行では、道中、旅先を含めて様々な野生のポケモン動物に出会いました。

イヌネコはもちろん、タヌキやイタチらしき動物に遭遇した程度では余り驚きません。まあ道路を寸前で横切られれば驚きますけど、遠方でチョロッと通り過ぎる分にはまだ余裕で見ていられます。しかし、最初に驚いたのは、小浜に行く手前のトンネルを抜けたところで見た野生のシカの死体でした。北海道や奈良で、道路のすぐ脇や、道路そのものを闊歩してた彼等については多少慣れたつもりでいましたが、こうして車とぶつかってしまった後の状態を見かけるとやはり恐いものだと思いました。この辺りではものすごい雷雨でしたから、視界の悪い中で、もし自分がぶつかっていたとしたら、車の方もタダではすまなかったでしょう。動物にも気の毒ですがね。

次に衝撃の出会いをしたのは石見銀山で見かけたサルです。山道を登っていくと木が突然揺れ、注意深く見ると木の上の方にサルがいたわけです。単独で、距離があったのでその時は何とも思いませんでしたが、間歩を見て帰りに通ったところでは、屋根の上で毛づくろいをしていた2匹をはじめ、肉眼で少なくとも6~7匹が建物から山のほうへ移動するのを目撃し、さらに山からは明らかに威嚇している声が響き渡っていました。昔の面影を残す古めかしい建物の一部が壊れていたり、瓦が所々へこんでいたりしたのは、このサルたちの仕業かも・・・?そう考えると、のんきに写真を撮っている場合ではないと判断し、急いでその場を後にしました。よくテレビでサルの大捕り物をしている様子が映るぐらいですから、彼等と丸腰でまともに渡り合っていたら勝ち目がありませんね。早めに気がついてよかったです。

最後にダメ押しで出会ったのがイノシシの親子。琵琶湖の北まで戻り、帰りは行きとは違う山道で帰ることにしたのですが、この山道を抜ければ無事ゴール、といった矢先にこいつが現れました。沢から親イノシシが出てきて、子どもが1頭、2頭と、そのまま山に上がらず、数百メートル車の前を走っていました。猪突猛進というくらいですから、タイミングや出てくる向きが違えば衝突は避けられなかったでしょうね。またウリ坊たちが不規則な動きをし、中々山に入ってくれません。超徐行で進み、ようやく山の方へ行きかけた瞬間、母親が少し後ろを振り返った気がしました。
沢から3頭目。
もうココまできたら運を天に任せて停止しかないと思い、止まりました。幸い母イノシシは3頭そろったことで安心したようで、すぐに山へ消えていきましたけど、その後も岐阜へたどり着くまでずっと警戒していたので余りスピードが出せませんでした(笑)

動物に当たるのも恐いけど、やっぱ人身事故だけは絶対気をつけたいですね。