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無料高速

2010年08月11日 | Weblog
高速無料化、交通量1.8倍 休日は2割の区間渋滞
恩恵に与って、北海道の主な無料区間は殆ど走ってきました。

思ったのは、都市部を除き北海道に高速道路は必要ないのではないかということです。北海道の道は大きく平坦な道と山道の2種類に分類され、まず前者には、海岸道路も含めて、高速道路の必要性は全くないでしょう。稚内から知床までの道はそれこそ“200kmの直線コース”というスケールですし、見通しもよくそれなりのスピードで走行できますからね。時速何キロとは言及しませんが(笑)

一方の山道ですが、こちらも国道など道を選べばそれほど苦になりません。岐阜で道の駅を回った時は、途中から白線が消えガードレールが消え、最後にアスファルトまで消えた獣道がありましたけど、流石にそんな道をナビが指すわけもなく、通った山道はほぼきれいな道でした。しかも山のスケールが違うためか、山道にもかかわらず数kmごとに追い越し可能な見通しの良い直線が現れるため、それほど遅い車にイライラすることもありませんでした。基本的に北海道の高速はこの山道の方に作られていますが、基本1車線でしばらく走ると追い越し区間がある感じなので、条件は変わりません。おそらく一番の観光シーズンであろう夏にあの程度の交通量なら、仮に高速に乗らなかったとしても、そこまでの時間差は生まれなかったでしょうね。無料なので喜んで乗りましたけど、もし有料だったら敢えて乗らなかったと思います。店の人に聞いた時も、「無料になる前は道東道を走っている車は見たことがなかった」なんて言われていましたから。まあ、来年には夕張から道東道がつながって、新千歳空港から一気に東に抜けることも可能になるようですから、有料でも多少需要が増すかもしれませんけど、一旦タダの味を占めた者から金を取るのは至難の業でしょうね。

無料化実験では、基本は金になる道路を避けて無料にしていますから、函館-札幌間はしっかり取られます。確かに札幌市内の渋滞は名古屋のそれと同じ印象をもちましたから、金を払ってでも通り抜けたい人は多いかもしれません。もし将来的に全線無料を想定しているのなら、そういう区間も無料にして実験してみないと意味がないですよね。北海道は基本車社会ですし、この際北海道だけでも全線無料にして実験してみたらどうでしょうか。4泊5日では半分回るので精一杯だったので、もしもう一度行くことがあったら今度は道南を回りたいと思っています。函館間が無料になったら来年にでも行こうかな(笑)

その前に実験自体が終わりそうですけど。
コメント
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