(株)カプロラクタム-blog

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札幌ラーメン

2010年08月12日 | Weblog
ラーメンは都合3度食べましたが、一番美味しかったのが札幌で最初に食べた「信月」です。

すすきので居酒屋に入り、店員に聞いて教えてもらった場所です。聞く前は普通にラーメン横丁の中のどこかに入ろうと思っていたので、この情報は朗報でした。しかし既にお腹一杯だったため、札幌の町を一回りし、タワーと時計台、道庁、JR札幌駅を回り、11時を過ぎた頃から探し始めました。
ところが、酔っていたため方角や距離に関する情報を忘れてしまい、かろうじて覚えていた店の名前の読みと、「セブンイレブン」「ラーメン横丁」とかいうキーワードを元に探す羽目になりました。横丁の中にも新横丁の中にもなく、同じ所をぐるぐる回ってようやくあるビルの中に店の名前を発見。12時近くだと言うのに満席でしたが、しばらく待って席に着き、味噌ラーメンを注文しました。

自分はいつもラーメン屋ではしょうゆラーメンを頼むことにしています。しかし、この旅行中は北海道=味噌という先入観に捕らわれていて、こちらではとりあえず味噌を注文しようと心に決めていました。しかし、札幌ラーメンとは、元々しょうゆから始まり、味噌はむしろ後発組だった模様です。つまり、大抵の店ではしょうゆ・塩・味噌の全てを出しており、どれを頼んでも札幌ラーメンというわけですな。ちなみに、3日目に食べたのは札幌西山ラーメンという、西山製麺という所が作った麺を使用した店で、ここにも3種類ありましたが普通に味噌を頼んできました。もう一杯は旭川ラーメンで、これは魚介ベースのしょうゆラーメンでした。
んで、この店の本分は塩ラーメンだったらしく、注文する人の殆どが塩を注文していました。まあしかし、味噌が不味いわけでもないだろうと待っていると、妙に店内が暑いのです。よもや、この札幌では珍しい熱帯夜にしても、真夏に暖房をつけているわけでもなかろうし・・・そこはかとなくカウンターも熱い。扇風機も熱風です。そのわけは、ラーメンを食べ初めて分かりました。
熱っ!
これほど熱いラーメンを食べたことがありません。麺とスープと野菜をそれぞれ限界まで熱して同時に合わせたら、熱がエントロピーの法則を無視して足し算されたような印象です。さらにラード?が蓋の役目をし、食べている間中、常にレンゲですくって飲めないほどの熱さを保っていました。店の温度や、もしかしたらカウンターを温めていることも、全ては「スープを冷まさない」ための工夫なのかもしれません。大量の汗を噴出しながら具を食べきり、最後にもう良いだろうとスープを一口。
熱っ!
・・・食べ終わって飲んだスープでヤケドしたのも初めての経験でした。