(株)カプロラクタム-blog

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ひとことカード

2006年08月04日 | 時事
仙台でも「生協の白石さん」現象 悩みや恋愛相談続々
タイムリーにも昨日、岐大生協の一言カードに目を配らせていました。

「○○のガムを置いて下さい」などというお願いには「○日に入荷します」などと、非常に真摯に対応されていました。こういう点で生協は普通のスーパーなどとは違い、可能な限り利用者のニーズに応えてくれますね。今回貼ってあったのはそういうマトモなのが多かったですが、中には「置いてくれないと大学辞めます」などと付け加えられていたり、「○○が食べたい!」とデカデカと書いてあったりし、そのような要望が強いモノに対しては生協職員も「お気持ちは良く分かりました。」などと受ける形で返信がなされていました。

このような無記名投書のようなモノの場合、ラクガキに近いものから罵詈雑言、ウケ狙い、意味不明なものまで、色々なことが書かれてくると思います。自分も、高校時代には某○屋のメッセージカードに「○○屋は40秒で提供されましたがこの店は1分30秒ほどかかりました」などと書いたことがありますが、これって相手の反応を期待しているわけじゃなく、単なる吐き捨てですよね。改善して欲しいというより、ただ相手の気分を害することが目的になってしまっています。そして、大学生協や安い飲食店などには、このような青い投書を止める術なんてあるはずがないことは言うまでもありません。激昂したら、それこそガキの思うツボですしね。
店側は、こういうのに反応する必要など全くなく、むしろ無視して当然の内容なのですが、この生協職員はこういった内容にも極めて誠実で真面目に応えてくれるのです。そのセンスたるや・・・もちろんこの天然さ加減は全部演技でしょう。誰でもそれくらい分かっています。しかし、あえてこの姿の見えない、寛容で気さくで、全てを包み込むように装られた「白石さん」という人物を想像することで、我々は日常に生きながら、さながらドラエモンののび太の如くついつい助けを求めてしまうような非日常感を体験できるのです。ドラえも~ん!ジャージー乳入りチョコレート出してよ~!どこにも売ってないんだよ~!

・・・まあ私情が入りましたが、もう少し岐大の学生はセンスを磨くべきだよなぁなんて思いました。