(株)カプロラクタム-blog

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死因

2006年06月27日 | Weblog
ハリー、完結編で死ぬ運命? 著者ローリングさんが示唆
・・・こんなオチでいかがでしょうか。

「3人のうち2人が死ぬ」と言うことは、主人公側の何人かいる中心人物の中で3人グループを組んでいる者達と言うことでしょうか。やはり一番ピンと来るのは「ハリー・ロン・ハーマイオニー」ですよね。そのうち2人が死ぬって・・・しかも“彼”・・・少なくとも、前の2人のうちどちらかは死ぬということになります。普通の児童書なら最後には悪が倒れてハッピーエンドというのが王道のはずなのに、この作者、そうシンプルに終わらせるつもりはないようですな。「最終章は既に書き上げている」と言う噂であったのに、それを書き直してまで意図していない者が死ぬ羽目になったのは、やはり作者を取り巻く環境の変化が原因なのでしょうか。いずれ、この「幻の最終章」も読んでみたいですね。

基本的に作者が「誰を殺すか」といった駒選びをする場合、一番最後まで取っておくのが「主人公」の駒でしょう。つまり「最初は死ぬはずでなかった」という記事の1文が、どうしても主人公の死を匂わせてしまうのです。
で、すでに作中で「どちらかが死ぬ」と預言されている以上、仮に主人公が死ぬとすると「あのお方」ははっきり生き残ることになってしまいます。しかし、これでは余りに救いがないような気がしますね。ハッピーエンド路線でない可能性も覚悟していないと・・・まあ、悪の完全勝利とはならないにしても、主人公の死の代償で「封印」もしくはまた力を失うなんて結果となり、最終決着は次世代に・・・なんて展開ならアリかもしれません。
また、ハリーが生き残り、「あのお方」が滅んだとしても、後の2人が死んでいては後味の良い読後感は望めないでしょう。「中心人物3人」が上記の3人のことでない事を祈るばかりです。

第7作「ハリーポッターとさいごの戦い」が待ち望まれます。(混同してるYO!)