月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

真夏のキリギリス

2012-07-31 | 生活
先週末はシンガポールから一時帰国中の「姫」と「ひな」が泊まりに来た。
土曜の夕方にうちの実家の両親と一緒にやってきて、みんなで私の作ったご飯を食べた。
両親が帰った後、姫とひなは泊まって、翌朝もずーっとおしゃべりして、近くにランチに行き、結局夕方までずっと一緒にいた。

この件についてはいろいろと思うことがあり、書きたいこともたくさんある。
だけど今日はちょっと時間がないので、またにしよう。

しかし、この2日間は、もしかしたら人生で姫と一番仲良くできた日だったかもしれない。
一度もケンカしなかったし、いろんな話ができた。
お互い歳をとったということか?
私にとったら奇跡のような時間だった。

まあ、この件はまたの機会に。
私もまだ心の整理がつかない。

それにしても、毎日ヒマだ。
去年もそうだったけど、7月後半から8月半ばまでは本当に仕事がない。
ポツリ、ポツリだ。

そんなことを言っていてもまたどうせそのうち忙しくなるのだし、気にしないようにしようと思っているのだが、やっぱり情緒不安定になってきた
カードの明細書が来ていて、「しばらく封を開けない」という現実逃避をやってみたが、どうしたって現実からは逃れられるはずもなく、2日寝かせて今朝見てみた。

並んだ数字を見て、急に怖くなる。
でも、いろいろ計算するほうがもっと怖いので、そっとしまっておいた。
(やはり現実逃避)

さっき歯磨きしながら「やっぱり節約だな・・・。うん。そうだ、節約しよう!」と決意。
稼げるときは使いまくり、稼げなくなると急に節約と言い出す私
キリギリスは真夏なのに死にそうです・・・

美容院行きたいけど・・・ダメだ、今は無理だ。ボサボサ・白髪でも仕方がない。
服も買いたいけど・・・もういい、いつも同じ格好で構わない。

節約だ!

と言いつつ、お盆休みは北海道への旅行が決定した。
最初は信州のマルス蒸留所に行く予定で、2日間もかけて計画を立てたのに、夫が却下。
仕方なく、また2日間もかけて北海道へ安く行けるよう計画を立てた。
移動時間から泊まるところ、食べるものまで細かく決めた。
夜、帰宅した夫にプレゼンしたら、「すごい!旅行会社の人みたい!」と大喜び。

美味しいお店を探すのと同じで、私はいい宿を探すのも得意だ。
また、大学時代からあちこち旅をしてきたので、なんというか、旅のツボみたいなのを心得ている。
マメな性格も手伝って、いつもカンペキな旅のシナリオを作る。
好きなんやなぁ、こういうことが。

今回の北海道は、ニッカの余市蒸留所がメインだ。
私と夫のライフワークである「酒造りを訪ねる旅」の一つとなる。

余市蒸留所以外にも、余市ワイナリー、小樽ビール、北の誉酒造を巡る。
それから富良野へ足を延ばして、最後は札幌で美味しいものを食べて帰って来る予定。
3泊4日の旅だ。

私がお金がないから信州にしようとしていたのに、北海道がいいと夫が言い出したので、
「私は貧乏だから5万円しかないよ・・・」と泣きついたら、5万円以上かかった分は家計から出していいという許可が出た
(夫は全額自分のお金で行く)

北海道は久しぶりだ。
6年ぶりかなぁ。
最初に行ったのは大学4回生の9月(夏休み)で、もんちゃんと2週間くらいかけて主なところはほとんどまわった。
そうそう、貧乏旅行でなんと電車で北海道まで行ったんだった!
最後は網走刑務所まで行ったもんなぁ・・・若い時は体力あった!

前半の摩周湖でもんちゃんとケンカして(笑)気まずくなったけど、後半があまりにもサバイバルだったのでケンカしたことも気にならなくなった。
サウナを泊まり歩いたりして楽しかったなぁ・・・

その後は、2回、仕事で取材に行ったついでにぶらぶらして帰って来た。
今回で4回目の北海道。
美味しいものが多いし、自然は豊かだし、何度行っても楽しいところだ。
それに、念願の余市蒸留所にも行けるので嬉しい。

しかし、節約と言いながら北海道

そうして、キリギリスは寒い冬がやってくることも考えず、夏の間じゅう遊び続けましたとさ。


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