月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

運がいい。

2013-11-12 | 仕事
京都の街にたった1店舗しかなかった企業が、10年で250店舗を超えた。
昨日、そんな企業の幹部を3人、取材した。
与えられた時間は1人1時間。休憩もない3時間の取材だったが、一瞬で過ぎ去った。
とにかく話が面白かったのだ。
そして、3人ともいいオーラがビシビシ出ていて、それを浴びているのが気持ちよかった。

思い出したのは、24歳から34歳まで10年間やっていたいろんな会社の社内報制作のこと。
そのクライアントの1つは、私が知った時、まだ40店舗ほどしかなかった。
そこの社長は大阪に1店舗オープンした時にこう言ったという。
「100店舗作ります!」
みんなが笑った。何を夢物語を言っているのだと。
でも、私が辞める時、その会社はとっくに東証一部上場を果たし、ナショナルチェーンで350店舗を展開してた。
社長はいつも言っていた。「100の夢がなければ、100の実現はない」と。
そして、私はいつも言っていた。
1つの企業が夢を叶えるまでをそばで見て、取材して、書き続けられるなんて、私は宝くじに当たるより運がいい!

昨日、同じように夢を叶えた企業の立役者たちを取材して、そんなことを思い出していた。
年間、何十社も取材するけれど、久しぶりにキラキラと輝く人たちを見た気がした。
この仕事をしていなければ、絶対に出会うことのなかった人たち。
いつも感動する。いい記事を書こうと思う。

私は企業取材が好きだ。人の想いや生き様を垣間見ることが幸せだ。
それができている今、やっぱり自分は運がいいなぁと思うのだ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿