月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

再会

2018-07-15 | 想い
先日、またデイリースポーツで1本記事を書いた。
水害の影響などで紙面が埋まっており、紙面掲載は無理だったが、WEBのみで掲載してもらった。
WEBで掲載されると自動的にYahoo!ニュースにもアップされる。

それが、友人から私の記事が「Yahoo!ニュースのトップ記事になっていますよ」と連絡があった。
私はYahoo!とも連携しているのを知っていたので、タイミング的なものだと思うよ、と返信した。
それからメールをチェックしていたら、デイリーの編集部から同じように「Yahoo!の経済トピックにピックアップされて、それがトップニュースになっています」と連絡とお礼の言葉が・・・。
そこでようやく「あれ?なんか結構すごいこと?」と気づいた。
夫に聞いてみたら、「1時間で10000ページビューくらいいくよ!」とのこと。
なんだか急に嬉しくなって、Facebookでもアップして、みんなにお知らせした(笑)

記事はこちら
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6289793

そして、ここからまだ展開があった。
昨日、Facebookのメッセンジャーにピンとこない名前の人からメッセージが入っていた。
なんだろうと思って開いて読んでみると、なんと、私が学生の頃に家庭教師をしていた生徒から。
「今日、Yahoo!ニュースの記事を見て、先生の名前が入っていたから、もしかして・・・と思って連絡してみました」と。

すげー!Yahoo!ニュース!

彼はその当時中3で、高校受験のための勉強を見てあげていた。近所ではないが、同じ町内の子だったので自転車で通っていた。
その頃、私は塾講師もしていたから、そこの教材をコピーして持って行って、塾で教えていた数学と国語以外も、とにかくできることはすべてやっていた。
彼が一時期、へこたれたことがあって、その時本気で怒ったことも覚えている。
でも、そこから向こうも本気になってついてきてくれるような子だった。

無事に高校受験に合格してからは一度も会っていない。たまにどうしているのかなと思いだすことはあった。
だから、今回私のことを覚えていてくれて連絡をくれて、本当にうれしかった。
近況が書かれていて、今は仕事も充実していて、結婚して、子供も2人いるとのこと。ご両親も健在で、近くに家を建てて住んでいるとのこと。
ずっと同じ町内にいたんだなぁと思った。もうすれ違ってもわからないだろうけど。
何にしろ、幸せそうでホッとした。
今回、私の記事に気づいたのは、彼もウイスキーや日本酒が好きだからだということもわかった。今回私はウイスキーの記事を書いていたので、それでたくさんあるニュース記事の中からクリックしてくれたのだろう。

何よりも嬉しかったのは、この言葉だった。

「私の母も先生に教わってから、ガラッとあんたの人生が変わったって、時々話をしています」

正直、そんなにできる子ではなかったのだ。少なくとも当時の私の印象ではそうだ。高校もそんなにレベルの高いところではない。
だけど、その後、勉強も仕事もいろいろ頑張って、結果を出せたという話が書いてあった。
そして、最後に先のあの言葉。私に教わってから人生が変わったと。

自己肯定感が下がりっぱなしの今、彼の言葉がどれほど力になっただろうか。
いつもいつも、「できることを一生懸命やる」。それしかなかった。
彼のことではないが、いろいろなことで「なんでそこまでやるの?」と言われることも多々あった。
でも、たまーに、こういうことがあるのだ。奇跡みたいなことだけど。
私の言動で、人生が変わったと、そう言ってくれる人がいるのだ。一人でも、いるのだ。
こういうことがあるから、人に対して手を抜けない。

だから、それでいいんだと、私のままでいいのだと、そう思えた。
自己肯定!芽生えた!

いつも何かに守られていると思う。
私が本当にしんどいとき、必ず奇跡が起きる。奇跡というのが大げさなら、偶然というか。
必ず「あなたはそれでいいんだよ」というメッセージがどこかからやってくる。

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