月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

夏酒吟味! atまゆのあな

2012-07-05 | 美味しいもの
夏酒をいろいろ仕入れたいと思っているのだけど、何にしようか迷っている。
春頃、小林くんと「今度日本酒飲みに行こう」と言っていたので(彼は日本酒好きだ)、二人で「まゆのあな」に行ってきた。

小林くんは、わりと仕事の時間の融通が利くので、6時に集合(はやっ!)。
来店も一番乗り!
いつもは7時を過ぎれば満員になるのに、今日はなぜかいつまで経っても人が来ない。
ようやく入ったと思ってもすぐに帰ってしまったり。
結局、私たちが最初から最後までいて、その間、3組くらいしかお客さんはいなかった。
でも、ゆっくりできてよかったかな

「まゆのあな」は久しぶりに行ったらメニューがちょっと変わっていた。
お料理も「酒のアテ」みたいなのが減っていたし、お酒のメニューの書き方も変わっていた。
何より以前は白磁のぐいのみで120mlあったような気がするのだが、うすはりのガラスになっていて、90mlだった。
1杯400円台が多いけれど、90mlやしなぁ・・・ちょっと高いような?
「すぐなくなる・・・怖い・・・」と言いながら、チビチビ飲んだ。

二人とも料理はそんなにがっつり食べず、お酒ばっかり飲んでいた。
酒飲みの典型やなー。決して小食なわけではないのに。


お造り盛り合わせ


烏賊の塩麹漬け焼き


甘鯛の蕪あんかけ


鮎のわた醤油焼き


チーズの燻製

どれも味としては満足。おいしい。

さて、日本酒はというと、ネットで見ていて買おうか迷っている夏酒をメインに。


まずは奥播磨から。
超辛口でもしっかりと旨味を残し、キレもいい。さすがの奥播磨!食中酒としてはバツグンである。
横のカラフルカブトムシの瓶は、小林くんが頼んだ「仙禽 かぶとむし」。
仙禽と言えば、甘口の酒の印象だが、こちらも例に漏れず、甘口で香りは華やか。
1杯目としてはいいかもしれない。(ただ、お造りには絶望的に合わない)


石槌 夏純米
香りは華やかだけれど、味わいは意外に辛口。
石槌らしい、しっかりと丁寧に造った感じが伝わってくる。
インパクトは強くないが、飲み飽きしない良いお酒。
小林くんは「天遊林」を飲んでいた。これも旨い。


久しぶりに大治郎を。
とろりとした…とまで言うと言いすぎだけど、濃厚でしっかりとした味わい。
こっくりと炊いた魚の煮付けなどに合いそう。
小林くんには私のお気に入り、「宝剣 超辛口純米」を。
大治郎と比べたら水みたいに思えてしまうけど、宝剣も超辛口ながらしっかり米のうまみは残したいいお酒。


私の大治郎が気に入って、小林くんも注文。
私は東洋美人611を。
「611」は田んぼの番地である。
土の違いでできるお酒の味も異なることを証明した、素晴らしいお酒。
東洋美人らしい、きれいな味わいで、上品な酸味と甘みのバランスが非常に良い。


また小林くんが真似して、東洋美人を。
私は「大那 特別純米 蛍」を。
大那は西日本ではあまり扱っていないので、一応飲むことにしている。
やや辛口で軽い味わい。夏を意識して造ったものだと感じられる。


白隠正宗 スパークル
爽やかで軽快なお酒。
でも、このラベルや「スパークル」から、発泡感があるのを期待していたので、ちょっと期待はずれ。
美味しいんだけどなー。ちょっとこのタイミングで飲むのは失敗。


久しぶりに「喜久酔 特別純米」を。
ここのお酒も飲み飽きしないタイプ。
まろやかでふくらみのある旨味がある。素朴でしっかりしていていい。
そして、小林くんの「三諸杉(みむろすぎ)」という奈良のお酒が非常によかった!
初めて飲んだし・・・。
あー、まだまだ知らないお酒があるねんなぁと、しみじみ感じたよ
今度買ってじっくり飲んでみようかな。
棟方志功なのかわからないが、それ風の版画が入ったラベルもよし。

というわけで、一人7種類ずつ飲んだ。
90mlとして、3合半。
気づけばもう10時半で、4時間以上飲んでいたから、ペースとしてはゆっくりだ。
二人ともケロッとしていた。
ただ、時間が経つのだけはやたら早く感じられて、「はやっ!」とびっくりしながら店を出た。

最後に、お約束の「今日のモバイル」。


端にもう1個あったかな?
いつもいっぱい持ち歩いている小林くん。
「病気やな」と言ったら、「そうですね」と否定しなかった(笑)

飲み友達がいるというのは本当にありがたい。
いろいろ飲めて楽しかった。
奥播磨と石槌の夏酒は買おうかな~

ちなみに、私は気分良く帰ったが、夫は朝6時まで帰ってこなかった。
シャワーだけ浴びて、一睡もせずそのまま東京へ。(ひぃ)
今週はプレゼン、プレゼンで大変そう・・・

夫が必死に働いている間、男友達と飲み歩いている不良妻なのであった・・・

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