月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

救済支援?

2020-04-27 | 美味しいもの
昨日、無事に退院。
比較的元気に、家事、仕事、読書などを楽しんでいる。

入院前のことだが、20代後半から通い詰めてきた北新地の「びりけん」さんがFacebookで「救済支援お願いします。スモークセット販売します」のお知らせをアップされたので、早速注文した。
夫に話すと、会社でお世話になっているお酒好きの上司にもお届けしたいということで、2セット注文。
1週間待ってようやく届いた。



すごい!!!
大きなベーコンの塊(20cm×15cm×3cmくらい)に、鯖、手羽先、ふぐかまぼこ、カマンベールチーズ、たくわん。
これで4500円(税込)+送料(1050円)

材料費と燻製にかかる時間・労力・配送作業などを考えたら、マスターの儲けってあるんだろうか・・・と不安になった。
これ1セット配送しても純利益って2000円くらいなんじゃないだろうか。

まあ、いろんな思いはよぎるが、とにかく食べるべし!
その夜はもちろん燻製祭りだ。

このベーコンは生でも食べられる。薄く切ってローストビーフみたいにして盛りつけた。
手羽先とサバは焼いた。


チーズはクラッカーと赤ワインと。


うっまーーーー!
夫とひと口食べるたびに目を合わせてにんまり。酒もすすむ、すすむ。

お昼にはベーコンを焼いて、スナップエンドウとベーコンのパスタに。
ベーコンからの旨味脂だけでほぼ味付け完了。ほんの少しのバターと醤油だけ。



救済支援って・・・、どっちが救済されているのか、もうわからん。
食卓が一気に華やいだ。

マスターは飲食店に対する休業要請が出ても、一度も愚痴のようなことを言わない。
ランチやテイクアウトを始め、宅配のスモークセットやローストビーフを始め、当然苦しいだろうけど、明るく元気に乗り越えようとしている。
Facebookを見ていると、お客さんとのつながりが濃いからできるんだろうなと思う。
ファンがいて、ここでなければダメなものがあって、店として人としての信頼がある。コメントしているお客さんからも「つながっていきたい、応援したい」という想いが感じられた。

休業要請と金銭的な保障(手当)がセットでなければ、このコロナウイルスとの長期戦の戦いに勝てないことは最初から明確で、そこに議論の余地はないし、おそらくそこに反対する人などはいないだろう。(庶民感覚のない政治家は無理だろうが)
問題は、財政と、対象者・申請方法などのシステム的なこと、タイミングだった。
政府はまったく後手後手でおそまつすぎることばかりだけれど、批判に明け暮れるより、とにかく頑張っている飲食店を応援したい。
いつになるかわからない10万円も当然受け取って、何か経済をまわすために少しでも役立てよう。

そして、私の今の一番の祈りは・・・病院で感染していませんように・・・ということ。
同じフロアで思い切り咳しているおばあさんとかいるし・・・、もう生きた心地がしなかった。
岡江久美子さんのこともあったし、ガン患者は重症化リスクが高いので、一般の人よりも毎日ドキドキしながら生きている。

早く友達と一緒に思い切り飲んでしゃべって、夫とキャンプに行って、取材して・・・、元の生活に戻りたいなぁ。

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