月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

老いとの闘い

2020-02-22 | 仕事
今回は数値も1900あり(前回800)、無事に入院することができた。

しかし、今回も結局、前日まで原稿に追われてあまり寝ていない状態・・・
なぜこうなるのかということを分析してみると、「自分の能力を見誤っている」ということが原因だと思う。
「これくらいなら3時間でできる」と思っていることが、5時間、6時間とかかってしまうのだ。
それが1本なら2~3時間の追加で済むが、10本となったら、2日は変わってくる。
そして、そんな時に限って、急ぎの案件が飛び込んで来たりするのだ。

あとは、メールの処理。
夫に「朝昼晩の3回くらいにしたほうがいい」と言われたが、いろんな案件が動いている時ほど気になってすぐメールを見てしまう。
さっき送った原稿に何か不備はなかっただろうか、追加事項はないだろうか、まだ届いていない資料が来ていないだろうか・・・
そういうことが気になって、さらにとにかくレスポンスを早くしたい人間なので(これは自分が相手に求めているからだ。レスが遅い人が私は本当に嫌)、何か来ているとその場ですぐ処理してしまう。

この2つの原因を見てみると、「あれ?仕事ができない人の典型的な動き方やん!」と気づいた。
いやはや・・・

1つ目の見誤りの理由は、悲しいが、「老い」でしかない。
頭の回転が鈍くなっているのを感じる。集中力の欠如も。
2つ目も、結局は1つ目で時間に追われているから支障をきたしているだけで、予定通りに仕事が進んでいれば、メールを間に数本処理するくらい、何ということもないのだが。

そんなこんなで、入院した後も残りの原稿をこっそり書いて、とりあえず送ることができた。
9本もあったので、Aさん(デザイナーさん)、金曜日までに全部デザインできるんだろうか・・・と心配していた。
彼女とは年齢も1つ違いなので、よく「老い」の話をしている。
昔と同じように仕事ができないね、忘れっぽいよねー、バカになったよねー、と。

それが、金曜の夜、点滴を終えて夜ご飯を食べた後にメールチェックしてみたら・・・
夕方16時には9本すべて送られてきていた!!
中身も少し見たが完璧だ。
全然「老い」来てないやん・・・

さすがやなぁ、すごいなぁと思い、そのままの言葉をメール返信した。
「Aさん、老い来てませんよ。早い!すごいなぁ」と。

身の引き締まる思いがした。
できる人はできるんや!
私も仕事のやり方を変えながら、「追われる」ことをなくしたい。

そんなことを考えている、6クール目投与2日目の朝である。
早くご飯こないかなぁ・・・


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