月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

日本酒に愛情深いお店に出会った

2017-07-04 | 美味しいもの
1日、あんこちゃんと飲みに行った。
私のお誕生日会をしたいからと言われていたのだが、アメリカ行きがあり、帰ってからもバタバタで、今になってしまった。

前から行きたかった二条城近くの「チドリアシ」さんを予約。
店構えは、普通の居酒屋さんをちょっと良くした感じで、気取らず気軽に入れる雰囲気。
靴を脱いで、カウンターへ。

ここは日本酒にとても思い入れがあって、今は14蔵のお酒を置いていると話していたが、酒屋がすすめるものを仕入れるのではなくて、ちゃんと店長さん自ら蔵へ足を運んでいる。
だから、お酒の説明に愛情がこもっている。
1本1本、どんな蔵で、どんなお酒なのかを説明してくれるのだ。



私もそうだが、蔵へ行って、実際に造っている人の話を聞くと、それまであまり好きじゃなかった蔵のお酒も好きになってしまう。
日本酒はメーカーで造るものじゃないんだなと実感する。
日本酒は「人」が造るものなんだ。
だから、杜氏が変われば、酒の味も変わる。
普通の食品メーカーでそんなことがあったら大変だけど、日本酒はそういうもの。
(もちろん、味を変えない努力はするし、逆に人が変わって良くなるパターンもある)

お料理もとても美味しかった。
丁寧だし、相手のことを考えて出してくれている感じがいい。

お造りの盛り合わせ。
ちゃんと右と左で、1人前ずつ盛られている。


焼きナスのラタトゥイユ夏野菜サラダ(正式な名前は忘れたけど、こんな感じ)


これが美味しかった!!
真似してつくりたい・・・

その他もとてもおいしくて、あんこちゃんと日本酒もぐいぐい飲んだ。
私たちがお酒の話をしているのが嬉しかったのか、酒粕とクリームチーズのディップをクラッカーに乗せたものをサービスで出してくれた。
接客も丁寧で、本当にいいお店だった。リピート決定!!



そして、後日のこと・・・

4日はお酒の試飲会の取材があって、京都へ行った。
一般人向けではなく、酒販店や飲食店さん向けの試飲会だ。
私もちょっときき酒させてもらっていると、私の方へ駆け寄ってくる人が・・・
見ると、チドリアシの店長さんとスタッフさんだった。
私のことをちゃんと覚えていてくれて、「この間はどうもー」と、声をかけてくれたのだ。
名刺交換をして、これからもいろいろ情報交換しましょうとお話した。

日本酒に対してとても真摯に向き合う店長さん。素敵だなぁと思う。
こういうお店がもっと増えれば、日本酒を楽しんでくれる人ももっと増えるかもしれない。

とてもいい出会いだった。


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