月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

谷瀬つり橋の里キャンプ場

2020-08-15 | キャンプ
クライアントである大手メーカーの休暇に合わせるため、毎年夫の夏休みは長い。今年は6日~16日までだという。
そこで、去年の夏に行った北海道キャンプの楽しさが忘れられず、世間がお盆休みに入る前の6日~11日に今年も北海道キャンプをしようと計画していた。
しかし、世間のムードはあまり「Go to」でもない。家庭の事情にもよるが、帰省すらやめるという声も聞かれていた。
そのうえ、天気を見ると北海道は6日~ずーーーーっと雨か曇り。
リスクがある中、お金と時間をかけて行って、雨の中で5泊もキャンプをするのもどうなのか・・・?
天気が変わるかもしれないと、3日まで粘ったが、結果的には断念した。
あーあ、残念・・・。

ただ、休みが長いし、三連休に入る前なら人も少ないので、近隣でキャンプに行こうということになり、6日~8日まで2泊3日で奈良県の十津川村へ行った。
日本一長い谷瀬のつり橋がある場所だ。
キャンプ場は2つあるのだが、今回は「つり橋の里キャンプ場」にした。(トイレが広くてきれい。ゴミを捨てられる。これが決め手)
コロナ対策で普段は150組入れるところ、およそ半数の70組までにしているという。それだけでも随分すいているのに、6日行ってみるとガラガラ。広い敷地内には私たちを入れても3組しかいなかった。

私たちは林間にテントを張ったが、この向こうが川で、その川原のまわりにもテントを張ることができる。とにかく広い。
これで感染するなら、どこに行ってもするだろう。


ちょうどつり橋の下がキャンプ場になっている。
真下にも張れるけど、あまり近づくと橋を渡る靴音が響いてうるさいので、少し離れたところにした。


今回は2泊で時間があるので、久しぶりにプランクBBQをした。
専用のひのきの板を2時間ほど水に浸漬させておき、この上に食材を置いてアルミの蓋をし、炭の上で蒸し焼きにする。すると、木の香りがほのかに付いてスモークしたようになる。
おすすめはサーモン。レモンの輪切りを乗せてオリーブオイルをたらして。
付け合わせにトマトとマッシュルームも。


翌朝は、シンプルにホットドッグ。
キャベツの千切りと炭火で焼いたウインナーを、温めたコッペパンに挟むだけ。こんな普通のものがやたらと旨い。


この日は川に出て、浮き輪を使ってちゃぽちゃぽと浮いたり、石を積んでダムを作ったりして遊んだ。
深い山の中なので、猛暑にも関わらずとても涼しい。水も冷たかった。

夜はまたバーベキュー。
翌朝は土鍋でご飯を炊いて、レトルトカレー。
キャンプの食事は何でもおいしい。

最終日も夫は川へ遊びに行っていたが、私はタープの下の日陰で本を読んでいた。
風が気持ちよくて、とてもいい時間だった。こういうのを本当の「贅沢」というのかもしれない。
ただ、私は人の3倍くらい蚊にかまれやすい。ちょっと靴下を脱いだ瞬間をねらわれ、足首まわりだけでなんと16カ所もかまれた!!
まさかこんなことになると思っていなかったので、油断していたのも悪かった。最終日は強烈な蚊取り線香を4つも焚いて、ハッカ水を吹きかけて徹底防御したのでこれ以上は増えなかったが、時すでに遅し・・・。
両腕、両脚、合わせてなんと55カ所も!!病気になるで、マジで・・・

帰りにつり橋を渡りに行った。
以前も来たことがあって、その時はどんどん渡っていたら、夫が「板が外れるかも・・・」と言い出し、想像力の強い私は途中で板が外れるイメージしかわかずに引き返した。
今回は心を無にして瞑想状態で渡ろうと決め、途中までは大丈夫だったのに、また夫が「あかん。もういい。引き返す」とUターンしたので瞑想が途切れた。
その瞬間にまた板が外れるイメージがわいてしまい、私も夫の後を追って引き返した。
(夫は高所恐怖症、私は高いところは大丈夫なのだが・・・無駄に強い想像力が邪魔をする・・・)


ちなみに、地元の人はここを原チャリで走る。
すごい!!