元居候のトージョーくんが、ドキュメンタリー映画を創っています
『祝福(いのり)の海』
きっといい映画になると思います
応援してあげてくださいね
「いのちはどこから来て、どこに行くのだろう」
「この地球の上で平和に生きるにはどうすればいいのか」
そんな問いを持っていた僕は2009年、山口県の長門市で塩作りをしている「百姓庵」の井上さんに出会った。
「海は全ての生物(いのち)のお母さん」
「生物は自分の体内に海をつくることで陸に上がってきた。母なる海と僕たちをつなぐへその緒の役割をしているのが塩なんだ」
海に生きる井上さんの言葉には実感がこもっていた。
同時期に出会ったのが、対岸に原発計画がある「祝島」の人たちだ。
海や山の恵みで生きてきた島民は「海は売ってない!」と体を張って、それこそ命をかけて原発予定地で抵抗していた。
そこには、祝島の人たちと共に海を守ろうとする冒険家でカヤックガイドの原さんや全国から集まった多くの人たちの姿もあった。
祝島や予定地から映像の発信を続けて1年半が経った頃、埋め立て工事が強行されようとしていた矢先に、東日本大震災と福島原発の事故は起きた。
いてもたってもいられず福島に赴くと、放射能に汚染された海を前にして「身を切られた想い・・・」と語る漁師さんがいた。
祝島の「海」と福島の「海」。
そして自分たちの中にある「海」。
本来つながっているはずのこれらの「海」を、命のつながりを、この映画で描きたい。
それは僕たちが忘れてしまった大切なものを呼び起こす旅に他ならないと思っています。
皆さんに応援して頂けると、これ程うれしいことはありません。
東条 雅之
『スナメリチャンネル』
http://sunamerichannel.jimdo.com/
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