☆おカミさん☆

What one likes,one will do best!
 ~好きこそ物の上手なれ~

母親になって思うこと。

2007-04-13 | Weblog
子供を持って初めて親の有り難みが分かるとよく言われてますね。
確かに言われる通り、両親への感謝の気持ちは、出産前より倍増です。

母が先日、わたしの生まれてからのアルバムを持ち出してきました。
父の下手な字で書かれた日付入りの数々の写真の中には、足が不自由で健常者より人一倍大変な思いをしながらわたしを生んでくれた母の愛情、元々子供嫌いなはずだった父の満面の優しい笑顔から伝わる愛情…たくさんの愛に包まれて育ってきたことに今更ながら胸がじ~んと熱くなりました。

今は亡き父は底抜けに楽天家で、ピンチの時こそ笑顔を絶やさない常に前向きな人で、わたしにとっては太陽のような人でした。
足に障害を抱える母は幼い頃から苦労を重ねた分人一倍忍耐強く、家族を全身全霊で守り抜く強さを持った母性愛の固まりのような人です。
わたしはそんな父と母の元に生まれたことを心から誇りに思いますし、また、わたし自身もわが子にとってそういう存在でありたいです。

今の世の中、キレたりいじめたりする子供がとても増えているのは、親の子供への愛情不足が招いている結果だとわたしは思います。
子供は目一杯愛されることで情緒が安定し、他人を思いやれる想像力が養われるんだと思います。
子供も親を選んでこの世に生まれてくるそうです。
百パーセント正しい子育てなんてないと思いますが、それぞれの子供の生まれながらの個性に合わせ、工夫や試行錯誤しながら親も子供と共に成長していく…それが子育て・親育てだとわたしは思います。