140億年の孤独

日々感じたこと、考えたことを記録したものです。

モーツァルト交響曲全集

2011-07-10 10:05:11 | 音楽
モーツァルトの9大交響曲と言えば
25,31,32,35,36,38,39,40,41番を指すらしい。
25,29,31,35,36,38,39,40,41番は知っている。
32番は聴いたことがないな・・・

そこで「モーツァルト交響曲全集」買ってしまいました。
CD10枚、カール・ベーム指揮ベルリン・フィルなのに7,123円とお買い得
(マルチバイの場合の価格です。詳細はHMVのHPを参照)
著作権切れているのかな?40年も昔の録音らしい。

新しい曲はAndroidに入れて聴いていたが
フォルダが使えないのは不便なのでiPod touchに入れて聴いている。
あまり聴かない曲は削除!
徹底的に削除!

ずっと前から期待しているのだがtouchの128GB出ないかな?
touchに慣れるとclassicには戻れない。
機能と操作性と画面サイズと厚みと重量が違う。
音楽聴くだけならclassicで我慢なのだろうか?

それで今になって初めて知ったことだがモーツァルトの交響曲は全部で46曲ある。
番号がついていないものもあるし欠番もあって
数え方が難しい。

交響曲第1番は彼が8歳の時の作品だという。
それをベームやBPOのいい大人たちが演奏するというのも何か妙だ。
父のレオポルドやバッハの息子たちの影響を受けているそうだが
それでもやはりモーツァルトという感じがする。

マーラーの弟子のブルーノ・ワルターは
レクイエムの中の「モーツァルト的でないもの」が嫌だったという。
ご存知のようにレクイエム作曲中にモーツァルトは亡くなってしまったので
弟子が作った部分が含まれている。私が思うに嫌なら演奏しなければよいのだ。
私もモーツァルトのレクイエムは部分的にしか聴かない。
全曲を通して聴くのであれば
フォーレやヴェルディのレクイエムの方が良いのではと思う。

9大交響曲以外の作品が演奏される機会はあまりない。
私は41番しかコンサートで聴いたことがない。
しかし有名でない曲の中に何かを発見するというのも
なかなか楽しいことだ。

通して聴いてみると9大交響曲の良さを改めて知ることにもなる。
そこは「モーツァルト的なもの」で満ちている。
私は25番と41番が特に好きだ。