大体はわらび手の花鋏を使うのですが、
立て花では小刀と鉈も必須です。
利休花小刀(桜の鞘・柄付き)は、竹串を削るとき
などに使います。
花鉈(藤蔓が巻いてある)は枝もののこみ藁に
挿す方の端を整えるのに使います。
このほかに、鋸があれば必要なものはすべて揃います。
鋸は一応持っているので今回は購入してません。
鉈を使う前に、長さを決めたら鋸で切り出します。
これらの刃物は、使用したら椿油などを少量
伸ばして仕舞います。
刃が錆びないように。
道具を整え、心を整えて
花に向う準備をする。
白木蓮の花が開いています。
紫木蓮は半開きまでにしかならないそうですが、
この白木蓮は日光があたると開き、
夜は閉じ、
咲き切ると開いたままになります。
木蓮を生けるのは初めてで、
身近に見るのも初めて。
品のある良い香りがします。
内側はほんのり紫がかったピンクです。
ほんとにきれいな花です。
英語ではマグノリア。
海外でも親しまれている花木ですね。
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