鳩ぽっぽダイアリー

鎌倉→北千住→千葉県在住。
いけばな(小原流:休止中、花朋の會:2018年4月~)。日々のできごとなど・・・

桜の不思議

2009-04-18 00:35:46 | ガーデン


盆栽の御殿場桜を身近においてみて、
今まで知らなかったことが
分かったりしました。

テレビで
「桜は1つの花芽から3つの花が咲く」
と言ってたので観察したら、
ほんとでした。
でも、たまに4つ出てたり。。

あと、今葉が茂ってきてるのですが、
葉の付け根の両脇に、ぽちっと小さい丸いのが
くっついてるのですが、何かなぁと思って
調べたら、蜜線だそうです。
こっから蜜が出て、アリが寄ってくる。
すると、他の害虫が寄ってこないそうです。
かしこ~い

ものすごく昔、たぶん小学生か中学生の頃
読んだなにかで、桜の幹から採った液で
染物をすると、きれいなピンク色になるという話
を覚えています。
桜が淡いピンクに花弁を染めるあの色は、
幹の中にある色です。
いつの時期でも良いわけではなく、
花の咲く直前に採った液がきれいなピンクになるそう。
ほんの1週間の満開の花の前に、
桜はずっと準備をしてるわけです。

桜は気温や日光に敏感です。
桜は冬の寒さに十分さらさないと、良い花が咲きません。
(と、説明書に書いてあったので、盆栽も寒さにあてました)
この低い気温は、桜の活動にどういう影響をしてるんでしょうね?
と、これも調べたら
花芽ができるのはなんと夏。
秋に休眠に入り、冬の寒さで目覚めるとのこと。
はぁ~、なるほどなるほど。。

そういえば、「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」
という言葉があります。
でも、剪定はしなくて良いわけではないそう。
混みあった枝を整理したりするのは病気を防いだり
必要なこと。
この言葉は桜を切って失敗する人が多かったからなのかな。
夏にできた花芽毎枝を落とせば花付きが悪いってのは
考えられる気がする・・
あと、他の植物にもいえることですが
菌に感染して腐ったり。
それと、桜はきっと、枝に花を咲かすための養分や
色素をためてるだろうから
枝を減らしたり幹を切ったりすると、
花がいっぱい咲かないんじゃないかな?

次回、実家に行く頃にはすっかり葉だらけになってるでしょう。
花が終わったので置き肥をしてやります。