鳩ぽっぽダイアリー

鎌倉→北千住→千葉県在住。
いけばな(小原流:休止中、花朋の會:2018年4月~)。日々のできごとなど・・・

稽古(ならぶかたち)

2007-12-09 17:57:01 | いけばな


今回は、2つ稽古をしていただきました。

今「本科」なのですが、あとちょっとで次の資格に進めそうで、
1月から「研究会」の新しい年度が始まるため、
これに間に合わせよう!と。
少々ピッチをあげることにしました。

花意匠「ならぶかたち」。
花材は前のと同じで カンガルー ポー、金魚草、レザーファン。

花器は「小判型」を使ったのですが、
このかたちのときは、もっと奥行きのない花器がいいそうです。
足元が見えやすいので、剣山も丸見えになっちゃうので。

剣山は2つ使用。
3つ使わない場合は、左側の右端上方に主枝を、
副枝は左側の左端で主枝より手前に、
客枝は右の剣山の右端で副枝より手前に挿します。
3役の枝で不等辺三角を作る感じ。
動きが単調になることを避けます。

漫然と挿さず、主枝と客枝の間の空間もうまく演出します。
関連性を持たせつつ、上手に間を作る。
金魚草の少し湾曲した花の向きに注意してみました。

レザーファンは立てて使うとモダンな感じに。
寝かせると写実的。



研究会、他のみなさんが毎月研究会用のいけばなを練習していて、
研究会、おもしろそーとか言ってましたが、
いざ自分もやるとなると、ちょっとドキドキ!
いつも、先生に枝の長さとか決めてもらってるし。
題材などは決まってるので、事前に練習できます。
いつになく真剣になりそう。

稽古(ひらくかたち)

2007-12-09 17:56:39 | いけばな


花意匠「ひらくかたち」。
花材は カンガルー ポー、金魚草、レザーファン。

ひらくかたちは、正面性と多面性がありますが、
まずは正面性を習います。
正面から鑑賞するように配置します。

主枝(左の長いの)、副枝(右の長いの)はカンガルー ポー。
オーストラリアの植物で、溜めがききます。
枝にも花にも細かい毛があって、ふかザラ。
花が蕾の状態が、カンガルーのおててに似てるから
カンガルー Pawかな。花がいくつかくっついて付く様子が。
色もオレンジっぽくてカンガルー色?
なかなか枯れず、ドライフラワーにもできるそうです。

客枝(真ん中のまっすぐ立ってる金魚草)、主枝、副枝は一直線上に
挿しています。